
スイスポ(ZC33S)のミッションオイル(ギアオイル)をDIYで交換する方法
走行中に1速へのシフトダウンがしづらくなってきたので、ミッションオイルをDIYで交換しました。ジャッキアップのついでに、エンジンオイルとエレメントも一緒に交換しています。初めてのミッションオイル交換ということもあり、エンジンオイル交換を含めて4時間ほど、資材費は約1万円かかりました。
ZC33Sミッションオイル交換の要点(規定量・トルク)
作業前に押さえておきたい数値をまとめておきます。
- ミッションオイルの規定量: 1.6L
- 使った銘柄と粘度: BILLION OILS FF-315(80W-90)
- ドレンプラグの締め付けトルク: 21Nm
- レベル(フィラー)プラグの締め付けトルク: 27Nm
- 作業時間の目安: エンジンオイル交換と合わせて約4時間、資材費は約1万円
ミッションオイルの銘柄は80W-90のBILLION FF-315を選びました
ZC33Sのミッションオイルは選択肢が多くて、正直どれが正解なのかはよくわかりません。私がこれまでに入れたのは以下の2種類です。
| 時期・走行距離 | 粘度 | 銘柄 |
|---|---|---|
| 1,093km(初回交換) | 75W-90 | — |
| 12,951km・28,530km | 80W-90 | BILLION OILS FFミッションオイル(OPENデフ用) |
シフトフィールの改善を期待して少し硬めの80W-90にしましたが、後述するとおり1速の入りづらさは解消しませんでした。 銘柄選びで直る話ではなかったようです。。。
粘度の指定は取扱説明書やサービスマニュアル側の記載になるので、迷ったらそちらを確認してください。私は硬めが好みというだけで80W-90を選んでいます。
ZC33Sの1速が入りづらくなったのでミッションオイルを交換する
走行中に、1速へのシフトダウンがしづらくなってきたのでミッションオイルをDIYで交換します。
ジャッキアップのついでに、前回のオイル交換から4,000kmも走っていませんがエンジンオイルとエレメントも交換します。
前回のオイル交換の記事はこちら
スイフトスポーツ(ZC33S)のエンジンオイルをDIY交換!オイル量とトルクの規定値
ZC33Sのエンジンオイルとオイルエレメントを、自宅でDIY交換しました。買い揃えた道具とオイルの選び方、ジャッキポイントの位置、ドレンボルト35Nm・エレメント14Nmの締め付けトルク、オイル量の考え方までを写真付きでまとめています。
2022/11/15初めてのミッションオイル交換だったので、エンジンオイル交換を含めて3時間かかりました。。。
用意したオイル・エレメント・カースロープ
今回準備した物たち。

新たに購入したものはこちらになります。
エンジンオイル
エンジンオイルはAmazonでセールで売っていたCastrol Edge 5W-30です。全合成油のSPグレードです。スポーツ走行にも対応できます。
廃油処理
オイルエレメント
314円/個 です。激安で心配になりますが評価が高いので買ってみます。star-partsという会社のオリジナル製品です。
オイルエレメントを選ぶときのキーポイントは以下の3点になります。
- リリーフ弁(フィルタが詰まったり、粘度が低いときにオイルを通す逃し弁)が付いていること
- ろ紙が折りたたまれているタイプ
- ズレ防止のためのバネが入っていること
オイルエレメントの中身の説明はこちらの記事が詳しいです。
サクラチェッカーでも問題無いです。

カースロープ
ZC33Sの場合、カースロープがないとフロアジャッキがフロントに入らないので買いました。
アンダーカバーを外してエンジンオイルを抜く
ミッションオイルを交換するためにはアンダーカバーを全部外さないといけません。
メンバーフレームにネジで付けられているところがあるのと、ネジの数が多いのでインパクトドライバーで外していきました。

オイルの汚れ具合。見た目はまだまだ綺麗かなと思います。

ジャッキアップしてオイルを抜いていきます。

R’sのマグネット付きのドレーンプラグです。ほとんど鉄粉は付いていませんでした。

新しいドレーンパッキンを装着するのを忘れずに締めます。
新しいオイルの缶が4リットル入っていて十分すぎるので、200mlをフラッシング(同じ性質の液体で洗い流すこと)のために使います。
200mlを入れると、すぐにきれいなオイルが下から流れてくるのであんまり意味は無さそうです。

オイルフィルターです。SO-902という型番。

本当は、油圧と油温センサを取り付けるためのオイルブロックを取り付けたかったのですが、時間が無いので今回は見送ります。
30分ぐらいオイルを抜いて、あとは前回の手順と同じです。
ミッションオイル交換:締め付けトルクはドレン21Nm・レベル27Nm
まずは、フィラー側のプラグが緩むかどうかを確認します。結構硬いです。8ミリの6角です。

次に、ドレーンボルトを緩めます。
10ミリのドレンプラグソケットを使うのが正しいやり方ですが、アストロプロダクツに在庫がなかったので今回は、3/8inchのレンチを使っちゃいます。そこまでトルクがかかる箇所ではないのでなめる感じはしませんでした。

ミッションオイルのドレーンプラグを抜いたところ。シールテープが巻かれていました。
この動画で、シール材や液体ガスケットは塗らない方が良いという話があったので今回は塗らないでやってみます。
オイルドレンプラグの締め付けトルク: 21Nm

フィラー側のボルトはこちら。パッキンが付いています。フィラー側はあんまりオイルが触れないはずなので使いまわします。
オイルレベルプラグの締め付けトルク: 27Nm

オイルを入れるための道具です。ロートと耐油性のあるホース(1mあたり650円ぐらいしました)をつなげて使います。

このあと、実際に使ってみるとホースが長すぎたので、50cmぐらいにカットしました。また、先っぽにプラスチックの棒を刺していたのですがこれは不要でした。ホースを直接入れれば大丈夫でした。
しかしながら、ホースを直接入れるとホースが太すぎるのでオイルを入れていったときに溢れているのかどうかが分かりづらいので短めで細めの先っぽがあるのがベストのようです。

100円均一のシャンプーボトルの棒だけを使います。

ミッションオイルを入れるためには、上から長いホースで入れるのが良さそうなのでホースをリサーチしておきます。
灯油用のポンプで直接吸い上げるとかでも良いのかもしれません。保管に場所を取りますが。

油対応のホース。680円/m なので結構高い。。。。

今回使うミッションオイル。BILLION OILS。FF-315です。

エンジンオイルに比べると硬いので、入れるのに5分ぐらいかかりました。規定量が1.6Lなのですが、このボトルから直接入れると、ボトルの中身がどのくらい残っているのかよくわからなくて辛いです。
容器に目盛りが付いているのですが、容器が黒いので意味がないです。
交換後の変化:1速の入りづらさは解消せず
前回入れたRRPのエンジンオイルと比べると、低温時にエンジン音が静かになったのと吹け上がりが良くなりました。
相変わらず、走行中での1速へのシフトダウンは入りづらいです。っていうか、ほぼ入らない。
まとめ:作業4時間・資材費は約1万円
- オイル交換+ミッションオイル交換で4時間ぐらいかかりました。
- 2回め以降は、写真を撮らないで作業だけをすれば1.5時間で終わるかなと思います。
- エンジンオイル交換とミッションオイル交換で資材の金額は約1万円でした。
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