
スイスポ(ZC33S)RRPハイパフォーマンスダンパーの車高と減衰力の基準値
スイフトスポーツ(ZC33S)用にRRPのハイパフォーマンスダンパーフルセット(品番 S33-101FS)を購入しました。まだ車体には組んでおらず、部品と説明書が手元にある状態です。 この車高調は減衰力が前後20段調整で、説明書に走行シーン別の推奨段数まで書かれています。装着してから毎回説明書を探すことになりそうだったので、同梱の取付説明書と、セットになっているレーシングピロアッパーIIの取扱説明書から、数値の部分を先にこのページへまとめました。
なお、この製品は説明書の冒頭で「必ず経験と技術の有るプロのメカニックの方に依頼し、装着後に問題が無いことを確認してから走行してください」と指定されています。DIYで組むものではありません。
RRPハイパフォーマンスダンパーフルセット S33-101FS の構成部品
NOTE製品情報(同梱の取付説明書より)
項目 内容 品番 S33-101FS 製品名 RRP ハイパフォーマンスダンパーフルセット 適合 スイフトスポーツ ZC33S メーカー 有限会社アールズ(静岡県浜松市) 説明書の版 2022年8月24日 改定 パーツリスト
- フロントダンパーASSY(左右)スプリング、アッパーシート込
- フロントピロアッパーマウントASSY(左右)
- リアダンパーASSY(左右)スプリング、車高調整アジャスター
- 車高調整レンチ 2本
- L字4mm六角レンチ 1本
- フロントスタビリンク 2本

写真の左からフロントダンパー(ピロアッパー付き)、フロントスタビリンク、リア用スプリング、リアダンパーです。

ダンパーはすべて仮組みの状態で届くので、装着時に本締めが必要です。ここを見落とすと走行中に緩みます。
車高の基準値はフロントA幅15mm・リアB幅20mm
説明書に書かれている車高の基準値は次のとおりです。
| 調整幅 | ノーマル比 | |
|---|---|---|
| フロント | A幅 15mm | -33mm |
| リア | B幅 20mm | -36mm |
説明書には「車高はあくまでも目安です」と添えられています。タイヤやホイールのサイズ、積載状態で実際の車高は変わるので、この数字ちょうどに落ち着くとは限りません。
減衰力は前後20段調整、シーン別の推奨段数が指定されている
減衰力は前後とも20段調整式です。段数の数え方には決まりがあります。
IMPORTANT右回転でロックした位置が0段です。使用時は1段〜20段の範囲で使ってください。20段を超えても緩み続けますが、それ以上回すとトラブルが発生します。
説明書に書かれている推奨値をまとめると次のようになります。
| 走り方 | フロント | リア |
|---|---|---|
| 街乗り | 20段〜10段 | 20段〜10段 |
| サーキット・ワインディング | 1段〜10段 | 1段〜10段 |
| 峠・ミニサーキット(推奨値) | 5段 | 10段 |
| 国際サーキットクラス(推奨値) | 3段 | 6段 |
基準が判らないときは10段からスタートするように指示されています。前後で段数が違う点に注意してください。峠・ミニサーキットの推奨値はフロント5段に対してリア10段と、リア側を柔らかめにする設定になっています。

フロントスタビリンクは芯間300mm、ピロアッパーで約4度のネガキャンが付く
フルセットにはフロントスタビリンクが付属しており、ノーマルのスタビリンクから同梱品に交換するよう指定されています。調整式スタビリンクを使う場合は芯間300mmに合わせます。
ピロアッパーマウント側については、説明書に次のように書かれています。
なお、ナックル部のボルト穴位置も純正に対してマイナス(ネガ)キャンバーが付く方向に変更してあります。ピロアッパーとの併用により、車高他の要素もありますが、おおよそ4度程度のマイナス(ネガ)キャンバーをつける事が可能です
つまりダンパー側の設計としてすでに純正よりネガキャン方向へ振られており、そこにキャンバー調整可能なピロアッパーIIを組み合わせると最大4度程度まで狙えるということです。街乗り主体ならここまで付ける必要はないので、取り付け後はアライメントを取り直してください。
NOTERRPレーシングピロアッパーII(第2版)の構成部品
回り止めボルト、アルミ製ワッシャ、センターピロナット、ピロアッパー本体、カラー、固定ボルト。ハイパフォーマンスダンパー専用品として設計されており、キャンバー角が調整可能です。
リアはスプリングシートを一部カットして装着する
リア側には作業上の注意があります。
- リアスプリングシートはノーマル用の一部をカットして装着します。
- リアアッパー側に車高調整アジャスターを装着する際は、ノーマルのゴムシートを外します。
ノーマル部品に加工が入るので、純正の足回りに戻す予定があるならスプリングシートは別途用意しておいたほうが安全です。
まとめ:迷ったら前後10段から、車高はノーマル比フロント-33mm・リア-36mmが基準
数値をもう一度まとめます。
- 車高の基準値はフロントがノーマル比-33mm、リアが-36mm。ただし目安。
- 減衰力は1段〜20段で使用。0段は右回転ロック位置で、20段を超えて回さない。
- 迷ったら前後10段からスタート。街乗りは20〜10段、サーキットは1〜10段。
- 峠・ミニサーキットの推奨はフロント5段・リア10段、国際サーキットはフロント3段・リア6段。
- フロントスタビリンクは同梱品へ交換。調整式なら芯間300mm。
- ピロアッパーとの併用で最大4度程度のネガキャンが可能。
説明書そのものは上記のPDFに置いてあるので、現物を手元に置いていない場合はそちらを参照してください。装着後の乗り味については、実際に組んでから別途書きます。
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