概要
私は身長が178cmぐらいあって、ステアリングが遠いです。ステアリングを手前に持ってくる方法は、主にステアリングボスの延長を買って付けるか、WORKS BELLのステアリングスイッチ移設キットを付けて社外ステアリングを設置することになります。
もともとNardiのディープコーンのステアリングを持っているので、これを取り付ければステアリングを近くに持ってこられます。
買ったもの
Works BellのSRD-S-A1-Fを買いました。
カーナビのスイッチ、セーフティーサポート用のスイッチの両方を移設するためにはこれを買う必要があります。セーフティーサポートのクルコンを使わなければもっと安く済むのですが、クルコンは一度使うと便利で手放せなくなりました。
セールだったので4,851円安く買えました。差し引きすると35,651円です。ちなみに普段は7%のポイントバックなので5%ほどお得でした。
ヤフオクやメルカリで半年ぐらい出てくるのを待っていましたが、なかなか中古やアウトレット品は出てこなかったので新品を購入しました。
取り付け
箱の中身はこんな感じです。
ステアリングボス、エアバッグキャンセラー、スイッチを取り付ける樹脂パーツ、ネジ類という感じです。これだけ買えば、他に必要な部材はありません。
とても丁寧な説明書の冊子が付属しているので、その流れ通りにやればOKです。要点だけ写真を掲載します。
まずは、エアバッグの破裂を防ぐためにソケットレンチでバッテリーを外します。結構硬くて大変でした。
ステアリングを交換する前のステアリングの距離です。だいたい21cmぐらいです。
ステアリングを外すためにはまずは、エアバッグのカバーを外す必要があるのですが、左右と下に穴があり、その穴の中にあるエアバッグのピンを押し込むことによって外れます。
これがなかなか大変で、10分ぐらいかかりました。最終的には太めのマイナスドライバーを使ってピンを
分解したステアリングの写真です。真横から水平に横に押し込むと解除されて、自然に外れます。
エアバッグが外れたところ。ピンが見えます。
ホーンとエアバッグのケーブルが繋がっているので外します。
エアバッグのケーブルは、ロックが掛かっているのでマイナスドライバーでピンを上に持ち上げて外します。
次にステアリングを外します。
30Nmぐらいで締まっているのでホイール用の長めのレンチでナットを外します。ナットは全部はずしきらないようにして、残しておいてステアリングを揺すって固着しているステアリングを外します。
上下に揺すったら割と簡単に外れました。ステアリングを外すときには真上に外して、裏のフリー部分をずらさないようにします。
フリーの角度がずれないようにマスキングテープで止めておきます。
あとは説明書通りに取り付けていきます。
大きな流れとしては、まずは仮止めして行きます。一通り組んで、ばらして整形して、再度ちゃんと組むというような大きな流れです。(なので、結構時間がかかります)
Nardiなのでネジの位置を変更します。
外したステアリングからスイッチ類をすべて除去します。元に戻せる気がしないです。
部品をすべて外したステアリング。
外したスイッチ類です。全部1つのコネネクタでつながっています。
エアバッグキャンセラーを取り付けます。
このエアバッグキャンセラーの接触が悪くて、エアバッグ警告灯が付いてしまったので、この部分はしっかりと差し込んで少しでもずれないようにタイラップで固定したほうが良いです。
→原因はエアバッグキャンセラーが壊れていたことでした。テスターでキャンセラーをテストしたほうが良いです。
部品を移設していきます。
スイッチ類の裏側
仮組みします。説明書ではなかなかわかりづらくて、色々試行錯誤して行きます。
配線の整理です。切れ込みをカッターで入れます。
下の部分のスイッチ類に付いている結束バンドは後ほど外しました。これがあると、ケーブルの取り回しのときに微妙に距離が短くて綺麗に配線できませんでした。
ホーンの延長用コネクタが付属していましたが、微妙にコネクタが緩いのでラジオペンチで挟んできつくしました。
完成図。
3時間ぐらいかかりました。
ステアリングとダッシュボードの距離は26cmになりました。ステアリング変更前との差分は、5cmほど手前に来ました。
エアバッグ警告灯が付いてしまったので、後日再度エアバッグキャンセラーをちゃんと処理します。
→付属のエアバッグキャンセラーが壊れていました。
外したステアリングはこんな感じです。エアバッグなどを元のように組み立てて保管しておきましょう。
まとめ
- Works BellのSRD-S-A1-Fを取り付けました。
- 3時間ぐらいかかりました。
- バッテリーを抜いた状態で作業しないといけなくて冬は辛いです。お出かけした後、車内が温まっている予熱がある状態で作業を始めるのがおすすめです。ステアリング関連なので作業をしだしたら車を動かせなくなります。。。
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