FH-8500DVSでスマホ(iPhone, Android)ミラーリングしてYouTubeを見る方法

カーナビ

概要

  • FH-8500DVS自体にはAndroid, iPhoneなどのスマホの画面ミラーリング機能はありません
  • もし、スマホの画面をFH-8500DVSに表示してYouTubeやNetflixを投影したいならば、以下のような構成でミラーリングは行なえます
  • テレビチューナーを買えば、FH-8500DVSにテレビも同じような方法で接続できます。

問題

  • パイオニアのサイトでは、「非対応」と一刀両断にされています。直接接続することはできませんが、変換デバイスを介せばミラーリングと同等のことができます。
  • FH-8500DVSはCarPlayに対応していますが、YouTubeアプリなどの動画視聴アプリがCarPlay向けのアプリを公開していないので、CarPlay経由でFH-8500DVSに表示しするYouTubeは見られません
  • CarPlay版のGoogle Mapもスマホの表示に比べると非常に簡素で機能がとても少ないです。

解決方法

以下のようにデバイスを接続すれば、スマホの画面をミラーリングできるようになります。ミラーリングできると、YouTubeなどの動画アプリも閲覧できます。

スマホ (AndroidやiPhone, iPadなど)
→HDMI変換器
→HDMIからアナログ変換器
→FH-8500DVS

原理の説明

まず、いちばん重要なFH-8500DVSに関しては、アナログによる映像と音声の入力を受け付けているのでRCAで入力できるようになればOKです。

また、スマホは基本的にHDMIで映像と音声の出力ができます。

よって、HDMIからRCAに出力できればミラーリングできます。

HDMIからRCAに変換するためには専用のデバイスが必要になります。HDMIはデジタル信号、RCAはアナログ信号なのでデジタルからアナログへ信号を変換するデバイスを使う必要があります。

HDMIからの入力信号を直接受けられるカーナビはAVデッキは直接デジタルで入力できるので良いのですが、今回のような接続方式の場合は一度アナログへ変換して、再度デッキ内でデジタル信号で処理をするというちょっと遠回りな感じになります。

HDMIケーブルじゃなくてAirPlayを使う

かといって、iPhoneなどにHDMI変換アダプタをくっつけると、デバイスがすごいゴテゴテしてしまうので割けたいところです。

最近ですと、HDMIからRCAへ変換するデバイスの亜種として、WiFiを搭載してAirPlayからRCAへ変換するデバイスもあります。

FH-8500DVSにスマホをミラーリングするために必要な機材

ケーブルで接続するか、無線で接続するかの2種類があります。それぞれ必要な機材が違うので紹介します。

有線の場合

以下のどちらかが必要です。機材の要件は入力はHDMIで、出力はRCAのコンバータ。

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🍀HDMIの音声信号はアナログ音声(RCAステレオ)より出力します。HDMI出力に対応したスマートフォンやタブレットをカーナビに接続することで、デバイス上の映画・音楽・ナビをカーナビに出力することができます。

無線の場合

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共通して必要なもの

コンバーターからFH-8500DVSに接続するため。

チューナーからコンバータへ接続するため。

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地デジチューナー

FH-8500DVSはRCAでの映像、音声入力に対応しているので、RCAでの出力に対応している地デジチューナーを買えば地デジも見られます。

車載チューナーはAlpineのちゃんとしたものだと高いです。。。普通に上位のカーナビを買ってしまったほうが良い感じになってしまいます。

地デジチューナー 車載 フルセグ 車載地上デジタルハイビジョンTVチューナー 地デジチューナー フルセグチューナー ハイビジョンテレビチューナー 地デジ受信機 1080P HD OUT対応 車載用 地デジ DC 9V~35V フルセグ/ワンセグ 自動切替 同時受信可能 電源オフ記憶 高性能2×2 高感度 高精細度2チャンネルA/V出力対応EPG電子番組表機能搭載 (NB1522FJ-23)
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無名ブランドからは、1万円前後で地デジチューナーが発売されています。

MAXWIN 地デジチューナー フルセグチューナー 4×4 車載 HDMI 地デジ フルセグ ワンセグ フィルムアンテナ 12V 24V 両対応 (FT44G)
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【12V/24V両対応で大型車でも使用できる!4×4地デジチューナー】 バージョンアップで24Vにも対応!HDMI出力端子もタイプAに変更し、より扱いやすくなりました。

また、地デジには解像度の低いワンセグと解像度の高いフルセグという2種類の解像度があります。最近は殆どフルセグ対応のチューナーなので問題ないと思いますが、チューナーを買うときには注意する必要があります。

フルセグの解像度: 1920×1440=2,764,800
ワンセグの解像度: 320×180=57,600

どのくらい綺麗に見れるか?

解像度という指標が重要になります。

FH-8500DVSの解像度は、2400×480=1,152,000

RCA接続による解像度は、480iという規格なので、720×480=345,600

よって、かなり画質は落ちることになりそうです。

考察

  • コストは有線の場合は最低5,000円ぐらいでできます。無線の場合は最低10,000円ぐらいでできます。
  • HDMIが使えるのだから、Fire TV Stick、Google Chromecast Ultraなどのドングルも使えるということになります。その場合は、車内でWiFiのアクセスポイントを立てる必要があるのでテザリングをするか、以下の車用WiFiアクセスポイントを買う必要があります
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車室内がWi-Fi空間になれば、 動画コンテンツのダウンロードやDVDの持込準備が不要に。 いま見たい映画や動画を手間なく再生して楽しめます。
  • 頑張って機材を揃えても、画面の操作はスマホまたはタブレット画面で行わないといけないので使い勝手は悪いような気がします。Android搭載のカーナビを最初から買ってしまって、Amazon PrimeアプリやNetflixアプリをインストールして映画を見るのが良いかもしれません。もちろんYouTubeアプリももとからインストールされています。

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