概要
スイフトには後部座席にライトがなくて、後部座席に人を乗せるときには「暗い!」とクレームが出ます。
後部座席の人にもライトで照らすためにLEDの室内灯を追加します。これが、予想以上に大変でした。
作業は5時間ぐらいかかったと思います。
買ったもの
バラバラと部品を買うのが面倒なので1つにセットになっているものを買いました。セットのほうが値段的にはお得な気がします。
試しに部屋でテストしてみた写真。
色温度は高めで十分明るいです。
ステンレス製のステーが付属しています。
厚みが有るので折り曲げるときにはラジオペンチで行います。
100円均一で、大量のコードフックと配線がボディに触れてノイズが発生するのを防ぐために本来ならスポンジテープを貼るのですが、高いので配線ベルトで代用します。
施工
配線がカーテンエアバッグと干渉しないように設置するために、屋根の内張りを全部剥がす必要があります。
内張りを剥がす
まずは、取っ手を外します。取っ手はクリップで留まっているだけです。マイナスドライバーと内張り剥がしを左右同時に入れて外しました。
クリップが外れたら、手前に引き抜くだけです。
ドアの縁にあるゴムを外します。
シートベルトを外します。カバーを写真のように手前に思いっきり引っ張ります。Bピラーで天井が押さえつけられてい待っているのでBピラーを緩ませるためには必要な工程です。
14mmのソケットでシートベルトの固定部分を外します。
天井にクリップが4つぐらい付いているので外します。
フロントのバイザーも外して、各ピラーを少し外したら天井が落ちてきます。
リアゲートのゴムも外して、リアゲートから天井を引き抜きます。
端っこが駐車場の汚れに接触して汚れてしまいました。大きいので取り扱いにはご注意ください。
配線
フロントの天井と連動するようにします。そのために、前の席の室内灯から電源を引っ張ってきます。
前席の室内灯はすでにLED化してあるので以下の写真のようになっています。
電球の左右から特殊な端子で電源を取る方法もありますが、端子を買うのが面倒なので既存の配線から分岐しちゃいます。LEDライトを取り出します。
ライトの中間部分をワイヤーストリッパーで少し被覆をむいてそこに配線をはんだ付けしました。
USBハンダゴテが便利です。マキタのバッテリーからアダプターをつけて取り出せるのでAC 100Vがなくても半田付けできます。
その拝借した電源ケーブルをWaGoにつなげで左右の後部座席へ配線します。
Aピラーも外してあるのでカーナビマイクとかETC用のケーブルとかも垂れ下がってきました。
配線のテストです。ちゃんと点灯しました。
配線を後ろに引っ張っていきます。
100円のコードフックを脱脂した後に取り付けていきます。両面テープが意外とちゃんとくっつきます。コードが浮いてしまう部分には配線バンドをつけてノイズがしないように対策しておきました。
また、ついでにカーテンエアバッグを取り外してエアバッグキャンセラを取り付けました。軽量化のためです。
エアバッグキャンセラは、オーディオファン セメント抵抗 5W 2.2Ωを接続するだけです。
配線の完成図。この後、内張りを戻します。
ライトを設置するためにステーを加工します。単純に折り目で折るだけで良いです。
こんな感じに、天井の内張に挟み込めばOKです。ステー側の両面テープは使わないで設置できました。
ドアモールを戻すとこんな感じになります。両面テープで貼り付けて配線を隠しておきます。
こんな感じの見た目になります。
後部も明るいです。
点灯した時の写真
明るいです!
逆に明るすぎるかもしれないぐらいです。チャイルドシートを設置しているとすぐ頭の上にライトが有るので起きちゃいそうです。
後部座席も運転席側と同じ様に明るくなりました。
駐車場を出て、外で撮影。
なんか、写真映えします。
チャイルドシートの上のLED電球にはスモークフィルムを1枚貼り付けて、少し暗くなるように調整しました。まだかなり明るいですが、、、
まとめ
- 後部座席にも室内灯を増設しました。
- 作業はかなり大変なので時間に余裕を持って施工をする必要があります。
- ついでにカーテンエアバッグを外せたので天井の軽量化ができて良かったです。
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