背景
- 10年前にクレジットカード業界で働く友人にお勧めのメインクレジットカードが何かを聞いたら、「アマゾンのゴールドカード」と教えてもらったのでそのときにアマゾンゴールドカードを申し込みました。
- その後、アマゾンゴールドカードが廃止され、条件が改悪されました。その当時は良い乗り換え先のカードが見つからなかったのでメインカードとして惰性で使い続けていました。ショッピングの還元率1%、アマゾンでの買い物は1.5%還元なので条件はすごく悪くは無いですし、アマゾンでポイントがそのまま使えるので消化しやすいです。ETCカードが無料で発行できます。年会費も無料です。
- 最近、Marriott Bonvoy Amex(略してMBA) が良いという口コミを複数の人から聞いたので検討して申し込みました。Marriott系なので別に旅行とかホテルとかあんまり私は興味が無いのでどの程度お得になりそうかを調査してみた結果を記事にします。
私の場合、申込みの決め手は以下の投稿でした。
調査
上記の投稿を見て、「本当に5%還元なのか?」と疑問に思いました。また、情報の出どころも明記されていないので調査も行いづらかったです。
よって、この記事では私が独自に公式サイトのみで調査した結果を記載します。証拠となるスクリーンショットやリンク先も同時に掲載しておきます。
ほぼすべての買い物でポイント還元率3%?
本当にポイント還元率3%でした。
また、1ポイントがいくら分の価値があるのかが重要です。
Marriott系列のホテルに泊まるときには平均約1.5円/ポイントの換金率(1円〜2円/ポイントの範囲)です。Marriott系列のホテルは以下です。利用金額に対しての換金率は4.5%になります。
ポイントが貯まる利用に関して例外があるので確認しておきます。重要なところに矢印を付けてあります。
まとめると主に以下のような例外です。
- 電子マネー系へのチャージはポイント無し。しかし、Kyashへのチャージは0.5%。
- 電気、ガス、水道、国税は0.5%。→ おそらく、電気とガスは小売自由化が行われているので別の小売に変更することで上記の低利率のポイントは回避できます。
Kyashにチャージしたときのポイントが0.5%、Kyashでのポイントが1%になるのでこのカードを直接利用したほうがお得になります。Kyashの利用が不要になります(今まではポイントの二重取りのためにKyashに一旦チャージして使っていた)。
カードの名前の通り、Marriott Bonvoy参加のホテルでの利用は特に優遇されていて、6%のポイント還元となります。
マイルにしたときのレート
ANAもJALもポイントを3:1で交換できるようです。
3% * 1/3なのでマイルの獲得率は1%となります。これだけではANAのゴールドカードと同じレートです。
しかし、Marriott Bonboy AMEXでは60,000ポイントの交換ごとに5000マイルがボーナスとして付くのでANAとJALのマイルに変換した場合は約1.25%の獲得率となります。
1マイルあたりの金額換算はは約3〜5円となるので、中間の4円と換算すると、4 x 1.25=5。
クレジットカードの利用金額に対して還元率5%となります。
カードの特徴
上記の調査結果をまとめます。
メリット
クレジットカードを評価するためのKPIは以下の3つが重要かなと思いますのでそれぞれの観点で評価してみたいと思います。
- ポイント還元率(★★★★★)
- 毎年のカードご継続と条件達成(150万円以上の利用)で無料宿泊特典プレゼント→最大5万ポイント (年会費分以上の価値!)
- Marriott系列ホテルの宿泊にポイントを使ったとき: カード利用に対する還元率4.5%
- ANA/JALのマイルに変換したとき: カード利用に対する還元率5%
- ご入会でMarriott Bonvoy「シルバーエリート」会員資格を自動的に付与
- ポイントの使いやすさ(★★★☆☆)
- Marriott系列のホテルで使える。
- マイルの交換も高レート。
- ポイントの有効期限は2年 (別のサイトのポイントに交換すればそこから計算される)
- 付帯サービス(★★★★☆)
- 家族カード1枚目無料
- 海外旅行保険(利用付帯)
- 24時間365日日本語対応
- 死亡保障: 1億円
- 携行品損害保障: 50万円
- 遅延保障
- キャンセル保障(年間10万円まで)
- ショッピング・プロテクション(年間500万円まで)
- リターン・プロテクション(最大3万円/件)
- スマートフォン・プロテクション(修理代最大3万円保障)
デメリット
年会費が高い
年会費49,500円(税込)
ポイントの利用先がホテル・航空券の場合が良い
ラグジュアリー系のホテルに旅行で行くとか、飛行機に年に1回ぐらい乗る場合は使いみちがあるから良いと思います。
現金還元を狙う人には合わないと思います。ANAで1マイル1円分のEdyになるので還元率が1.25%となります。
ETCカード発行手数料がかかる
ETCカード発行手数料 935円 (税込み)
Marriott Bonvoy AMEXをお勧めできる人
- 手厚い付帯保険があるカードを1枚持っておきたい。
- 年に1回はラグジュアリーホテルに泊まる人(泊まりたい人)
まとめ
- Marriott系列のホテル利用時の還元率: 4.5%
- マイルで航空券利用時の還元率: 5%
- 「自腹で年1高級ホテル泊まるのをokとするなら実質年会費無料」
入会経路での特典の違い
紹介でカードを申し込む場合と、普通に自分でWebから申し込む方法でもらえるボーナスが異なります。クレジットカードの会員からの紹介のほうが断然お得です。
- 紹介
- 45,000ポイント (入会後3ヶ月以内に30万円の利用)
- 15,000マイル相当, 最大9万円分のMarriott系列宿泊相当
- 35,000ポイント (プログラム期間中*²に合計150万円以上カード利用と翌年度カードご継続で無料宿泊特典1泊1室分ご提供)
- 45,000ポイント (入会後3ヶ月以内に30万円の利用)
- 通常
- 10,000ポイント (入会後3ヶ月以内に30万円以上のカード利用)
- 9,000ポイント (合計45万円以上のカード利用)
- 35,000ポイント (プログラム期間中*²に合計150万円以上カード利用と翌年度カードご継続で無料宿泊特典1泊1室分ご提供)
紹介コードの取得はこちら
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また、招待コードが欲しい方は、TwitterにDMをくれてもOKです。
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