概要
RISE YOKOHAMAのハーフスポイラーを買いました。
パーツメーカーなので塗装オプションは無しという販売なので買って塗装をする必要があります。
下地が黒だから、あわよくば綺麗な黒だったらそのまま使えるかもとおまいましたが、そんなに甘くはありません。表面の加工と塗装は必要です。
本来なら板金屋に持っていって塗装をしてもらうのが普通だと思いますが、今までのDIYスキルを試す上でも自分でやってみます。大物は初めてなのでリスクはありますが、凹凸が多いので失敗してもあまり目打なさそうなのでリスクは低以下なと思います。
買ったもの
もとからある傷を補修したり、プラサフの表面を整えたりするために傷の深さに応じたいろいろな目の耐水ペーパーが必要です。
スイスポの黒塗料です。なにげに黒ではなくて、メタリックブラックです。
クリア塗装のためにアクリルクリアを使います。本当はウレタンクリアのほうが塗膜が厚くて良さそうなのですがすぐに使い切らないといけないので。。。
加工の準備
フォグランプカバーはクリア保護フィルムが付いているのでそのまま塗ってしまい、中のところは未塗装で良いかなと考えていました。
しかし、保護フィルムの端の方はめくれているところがあるので保護カバーを外します。
Hexレンチが付属しているのでそれを使っても良いですが、せっかく半年前くらいに買ったKTCのレンチを使います。
長くて使いやすいです。
次に全体的に1番大きな傷を見つけていきます。ヤスリの番手をどうするか決めるためです。
幸い、深い傷は無く、接着剤の残りや、浅い傷のみでした。
接合部のエッジはやや凹凸があります。この辺りを綺麗に整えていくとなると小型ルーターで削るか、200番くらいのヤスリから始めないといけないです。
今回は、面倒なので400番で軽く削って表面を整えます。ベストエフォートで。やらないとバリが目立つけど、ちゃんとやるとなると大変だから適当なところでけりをつけていきます。
接合部近くの凹みの部分は、パテ埋めしたいところですが誰も気づかずかないで、自己満足で終わるだろうから省略します。
プラサフを塗って目立ちそうなら考えます。とりあえずプラサフを1回吹いて全体的に状況を確認することを優先します。
プラサフの艶消しグレーだと、表面の凹凸や傷が発見しやすいようになるので。
800番で足付け
空研ぎ600番が良いみたいなのですが、すぐに目詰まりしてしまうので仕方がないので水研ぎで番手も少し上げた800で行いました。
その後は水をかけて削って出た粉をしっかりと落とします。マイクロファイバークロスでも拭き取ります。
一通り綺麗にしたら、シリコンリムーバーをたっぷり使って脱脂をしっかりします。
プラサフ1回目
端っこのスプレーをしずらい所を先に処理します。あとは、フォグランプがハマるところの円錐形の部分がめっちゃスプレーしずらいです。
後から気づきましたが、ネジ穴をマスキングした方が良いです。ペーパータオルを小さく切ったものを円筒形にして入れ込むのが良いのかなと思います。
今回は水がネジ穴に入っていて表面張力によって入り口を塞いでいたようなので自然にマスキングされていました。
そんなこんなで結果的にプラサフ300mlを丸々一本使いました。
作業時間が取れないので、このまま1週間ほど置きます。
乾燥場所が無いので車にはめておきます。ほとんど乗らないので大丈夫です。
台にスポイラーを置いておくと誰かがぶつかってしまうかもしれないので。
色がまだグレーですがすでにカッコ良いです!これはこれでアリのような気もします。
プラサフ2回目
プラサフ1回目を行ったのが日曜の深夜だったので日を改めて、次の週末にプラサフ2回目を行いました。
全体的にザラザラしているので、耐水ペーパー1000番で全体的に撫でるように磨きました。長時間乾燥させてあるので安心して耐水ペーパーで磨けます。
プラサフの塗膜が薄い部分や、ノリが悪い部分があるので2回目に重点的にプラサフで塗装します。
プラサフを2回塗ったので全体的に最初より白っぽくなりました。
小さな穴を補修
フロントリップに1mm以下の小さな穴が複数あり、プラサフでは塞がらなのさそうなのでパテ埋めします。
おそらく、黒で塗装したら目立たなくなるから問題はないのでしょうが、一応。
こんな感じの黒い点が15箇所くらいあります。
以前に、フロントグリルの加工する時に使った残りのカタロイペーストパテを使います。
少しだけ取り出し、凝固剤を適当に混ぜて使います。過去に何回か使ったことがあるので分量はその時の勘でやります。
凝固剤が少ないと時間をあけても固まらなくてやり直しになるので凝固剤は少し多めに入れます。量は混ぜた時の色で判断します。
大きなヘラを使って盛り付けたので汚いです。小さなヘラを使えばよかったです。
凝固剤が少なかったようで乾燥に時間がかかりました。1時間ではちょっと固まっていない箇所があり、4時間ぐらい経過したらほぼ固まってました。
400番で削って1000番まで徐々に仕上げます。
そして、プラサフを吹いて、1000番で撫でました。穴は目立たなくなりました。
塗装1回目
いよいよ塗装です。
いつもプラサフまではとても順調なのですが、着色から失敗することが多いです。
1回目は薄めに塗装します。缶スプレーだとムラが大ききです。。。やはり吐出が一定ではないんだろうなと思います。
1回目なので表面はまだザラザラした感じが残りますが、埋めようとしないで行きます。
虫が着弾してました。。。乾燥してから取り除きます。
雨が降らないと天気予報が言ってましたが、雨がポツリときました。塗膜が乾くまではしばらくかかるみたいなので、跡が残りました。。。後ろの工程で目立たなくなると良いのですが、、、
塗装2回目
15分ほど置いて2回目を塗ります。やや艶が出ました。
塗装3回目
艶が多くなりました。
クリア1回目
少し厚く塗ったところが白くぼけました。塗装を行った日は、空気中の湿度が70%と高いので水分子と結合してしまったみたいです。
スプレーを使っていると、缶がどんどん冷えてくるので出た瞬間に空気中の水分が冷えて取り込まれているような感じがします。
これも、長時間乾燥させて消えることを願います。。。下の写真の真ん中ちょい上あたりのところです。反射っぽいですが白く曇ってます。→1日後に見てみたら消えていました。
後日、塗装の事を色々調べたら雨の日は絶対塗装しちゃダメという記述を見つけました。。。
クリア2回目
後には引けないので、15分ぐらい待って塗り重ねます。
塗装を完全乾燥させてしまうと、上の塗装との結合度が下がってしまうらしいです。なので、ある程度乾燥した15分後ぐらいに塗装するのが良いみたいです。
クリア3回目
厚めに塗ると白くなってしまうのでそこそこで終わりにします。
屋外でも埃や胞子が飛んできて表面が汚れます。。。大物の場合は室内の塗装ブースをレンタルした方が良いと思いました。
この状態では、表面がザラザラしていて塗装の肌が綺麗ではないです。
まとめ
- プラサフまではきれいに塗れて満足。
- 塗装を重ねるごとに埃やゴミが付着していったり、クリアスプレーでは白くぼやけてしまってどんどん気分が落ち込みました。
- 2週間ほど完全乾燥させて、仕上げを行ってどの程度改善するか期待です。コンパウンドで磨こうと思います。
仕上げ編へ続く。
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