概要
- ドアのロック機構の剛性を上げることで走ったときのフィーリングが変わるくらい剛性が良くなるらしいので交換してみます。
- 結果としては、純正の状態の車に施工してもあんまりフィーリングは変わりませんでした。あちこち強化していくと違いがわかるのかなと思います。
- 値段が高いので前のドアだけ交換します。
買ったもの
開封の儀。
もともとついているネジを使いまわしはできるのですが、一応買ってみました。しかしながら、元のネジでも十分なトルクで締め付けられそうなためこれは不要かなと思います。
トルク指定があるのでトルクレンチを使います。(写真ではトルクが設定された状態で格納されていますが格納時にはトルクの設定は0に戻しておきましょう。中にはバネが入っているのでトルク設定が狂います)
取り付け手順
説明書を写真に取りたかったのですがとても長いのでPDFで置いておきます。
これがドアストライカー
ドアストライカーはT40のネジで止まっています。
こちらのトルクスドライバーのセットを持っていたのでこれを使って緩めようとしましたがネジの締め付けが強すぎてこの程度の長さでは不可能でした!
仕方がないのでインパクトドライバーで外すために、T40のトルクスのビットを買いました。安物のビットを買ってネジ山をなめてしまっては困るのでVESSELの製品にしました。
インパクトドライバーの中速では、20回ぐらいインパクトを与えないと緩みませんでした。ボルト用の強いモードにすれば一瞬で外れました。
ネジ2本を外したところ。
AISINのドアスタビライザーを取り付けます。純正品とは形状が全然違います。
AISINのボルトに交換する場合は、DSL-SP01になります。DSL-SP-02は一部のトヨタ車だけっぽいです。間違えないようにしましょう。
AISINのネジには滑り止めが塗布されているので締め付けるときにもかなりのトルクが必要になります。ネジ山のピッチが違うのではないか!?って思うくらい硬いです。
最後は、23Nmの規定トルクで締めます。これも結構強めです。30cmぐらいのトルクレンチで計測できるギリギリの強さです。ネジはT30です。
インパクトを与えないと入っていかないくらい硬かったです。普通のトルクスドライバーでは不可能だと思います。インパクトドライバーは必要かなと思いました。
動画にしました。
取り付けたところ。
今度は、ドアのパネル側の交換です。
こちらのネジはもとから付いているものを流用します。締め付けトルクは5Nmです。(こちらは大したこと無い)
おまけ: ドアスタビライザーを取り付けるときに、落っことしてしまって傷が入りました。取り付けるときにはご注意ください。ネジが入りづらくて片手で持ちながらネジを入れるのが難しいです。少しカバーをスライドさせながら固定しないといけないというのもありまして。
取り付け前と後の変化
ドアの音が変化して高級感が出るらしいとのことだったので、録音してみました。
取り付け前
取り付け後
まとめ
- 純正の足では、街中のドライブではあんまり変化は感じられませんでした。
- ドアをほんの少し強めに閉めないと閉まらなくなりました。
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