概要
ちょっと長距離移動があるので燃費を向上できるか実験して見るために、格安でできるアルミテープチューンをしてみたいと思います。
アルミテープチューンについて詳しくは以下の記事を見るのが良いと思います。トヨタが申請した特許の内容へのリンクがあります。
また、上記のページからの抜粋である以下のページも参考になります。
貼る場所
上記のURLを一通り閲覧すると、樹脂部品、空気を巻き込む場所、空気が剥がれる場所に貼るのが効果的のようです。その次に、可動部品、空気が流れる場所というような印象です。
今回は、外観を損ねない場所で、簡単に施工できる場所に貼ってみて効果を見てみたいと思います。
使ったアルミテープはこちら。ホームセンターで3年前に買った排気ダクトを接続するためのテープです。テスターで試したら伝導性はありました。ホームセンターで1,000円ぐらいだったと思います。
概要で紹介したページより、アルミテープ自体に鋭利な場所があることが重要らしいので手軽に行うにはテープの端っこをギザギザに切ることです。
本来ならば、このようなギザギザに切れるハサミを使うのが良いのですが、値段がちょっと高いので今回は自分でギザギザを作ります。
こんな感じで均等に斜めに切れ込みを入れます。間隔だけ目検で図って切れ込みを入れて、それを目印に斜めに切れ込みを入れていきます。たくさん細かいゴミが出るのでゴミ箱の上でやるのが良いです。
目検なので誤差はありますがなんとなくギザギザな感じを作れました。自分で作るから、角度なども調整できると思います。もっとギザギザ部分を長くしたりとか。
効果が高いというステアリングコラムの裏に貼ってみました。適当に貼ったので場所がずれていたりしますが見えないところなので気にしない!
エンジンルーム内の樹脂部分にも貼り付けていきます。エアクリーナーボックス、ヒューズボックス、インテークのダクトなどに貼り付けました。
ギザギザを作るのが結構面倒ですが、遠くから見た感じでは特に問題無さそうに見えます。
ボンネットからの風を巻き込む部分にも貼ってみました。大きいと目立つので小さめにしてみました。
ギザギザを作るのが面倒になってきたので荒いギザギザです。
実験1
東京から岐阜までの片道400kmを人間100kg、荷物30kgを載せて走行してみました。
途中、首都高〜海老名PAまではやや流れが悪かったです。燃費は15.6km/Lでした。
さほど燃費が上がった感じはしません。ノイズやアイドリングの安定なども変化は感じられませんでした。
おそらくですが「ノイズが減った」という報告は静電気由来ではなく、アルミテープを貼った事自体による振動が減ったことによるデッドニング効果が大きいと思います。
実験2
今度は帰路です。同じルートで岐阜から東京までの片道400kmを人間100kg、荷物20kgを載せて走行してみました。行きとの差分は荷物が30kgから20kgになっています。
深夜の走行なので渋滞は一切ありませんでした。
新東名の120km/h制限速度区間はほとんど120km/hで走行していました。ギアレシオ的にはちょっと燃費が悪い感じはします。
燃費は16.1km/Lでした。行きに比べると渋滞が無いため比較的には燃費が良くなりました。
スイフトスポーツのカタログ燃費
スイフトスポーツ(zc33s) は1.4L直列4気筒直噴ターボエンジンのみのラインナップとなっており、ハイブリッド車などの設定はありません。駆動方式は2WD(FF)のみ、組み合わされるトランスミッションは6MTと6ATの2種類です。
スイフトスポーツのWLTCモードカタログ燃費は以下のとおりです。トランスミッションの違いによって燃費が異なります。
トランスミッション | 燃費 |
---|---|
6MT | 17.6km/L |
6AT | 16.6km/L |
今回の実験においては、カタログ燃費より燃費が悪いです。
ほとんど高速道路を走行していたのでカタログ値より良くなるはずなのですが。測定方法のWLTCモードでは、市街地、郊外、高速道路を走るような平均的な使い方をした場合に近くなるはずなのでもっと燃費が良い数字が出ても良い気はしますが。。。
まとめ
- アルミテープチューニングの効果はよくわかりませんでした。
- アルミテープチューニングの関連ページを探していて見つけました。空力チューニングのページにてタイヤハウス周りに貼り付けたときの効果が第2位にランクされています。今度はタイヤハウス内にも貼り付けてみようと思います。
- ボルテックスジェネレーターを貼り付けることも効果があるようなので追加で貼り付けてみる。
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