概要
4ヶ月ほど前の2024年4月にフロントのスピーカー交換、ツイーター交換を行いました。その際の内容は以下の記事を参照。
その際に、音場の定位を出すために後ろのスピーカーは撤去しました。そのお陰で定位は良く出て軽量化もできました。
しかしながら、最近は後部座席に人を乗せることが多くなってきたので後部座席にもスピーカーを設置することにしました。
施工
左側
このあたりを参考にしながら内張りパネルを剥がします。
(ドア取っ手部分のパーツを外して、プラスネジを2つ外して引っ張ります。)
まずは左から行います。前回、リアスピーカーを撤去してデッドニングシートを貼りました。
4ヶ月しか立っていないのですが、ブチルがベトベトな感じです。夏なので気温が30度以上あるからというのが大きいです。
最初に剥がしだしたところ以外はきれいに取れました。残ったブチルも、デッドニングシートのシールを上から何度も圧着して剥がす事を繰り返したら取れました。
中古で仕入れたTS-C1730をインストールします。フロントスピーカーに設置したものと同じです。フロントスピーカーに設置して、しばらく使っていてエイジングが終わり、かなり重低音が伸びてとても良い感じのためです。
ケチってTS-F1740あたりを買っても良いですが満足いかなかったときに置き換えるのが大変なのでケチらずに行きます。
インナーバッフルもケチらずにフロント同様にアルミ製です。
相変わらず高いです。。。こういう安いものもありますが、ちゃんと設置できなかったときに削ったりする工具がないので怖くて買えません。
インナーバッフルを取り付けて、スピーカー裏に吸音スポンジを貼ります。
吸音スポンジも車用を買うと高いので汎用品の大きいものを買いました。
スピーカーケーブルのコネクタは大きくて邪魔なのでカットします。中古でスピーカーを買ったので変換コネクもないためです。
この辺りは電装系のカスタムをやっていると躊躇なくカットして作り直せるから楽です。
茶色がプラスです。
ハイパス、ローパスフィルタの端子は平型でできているのでこちらもカットします。
本当ならば端子を作って接続しようと思いましたが、面倒なのでWaGoで接続。WaGoは本当に楽ですし、接触不良がないです。
ここで注意しなければいけないのが、スピーカーのプラス端子です。プラスとマイナスを指し間違えると音の位相が逆になってしまいます。
茶色がプラス、紫がマイナスです。スピーカー側のケーブルは、白い線が目印として入っている方がプラスです。
フロントドアと同じ用にビニールシートを使って型取りを行い、デッドニングシートを作って貼ります。
ドアの取っ手部分も忘れずにデッドニングします。この部分、ドアの金具が盛り上がっているので平らに貼れません。少し盛り上がったような形で施工する必要があるので大きめに切って貼り付けながら大きさを調整をしたほうが良いです。
右側
左側と同様に行います。
小さい穴までしっかりと塞ぎました。逆に、バスレフポートのために1つぐらいは開けておいたほうが良いかもしれません。
実験
ということで、6スピーカーとなったのでサウンドのテストをしてみました。
こちらがその時の動画です。ヘッドフォンを使って再生したほうが実際に近い音となります。
ATOTO S8 Premiumのエコライザや音響周りの設定を掲載しておくので参考にどうぞ。
フロント
リア
時間補正
バスブースト
音場
考察
- 定位が出づらくなりました。頑張って調整しましたが、定位はぼやけました。難しいです。
- サウンドテストに利用する音はしっかりと重低音と高音が記録されたメディアを使わないとスピーカーの性能が活かしきれないので注意です。
- コアキシャル(ツイーターとミッドレンジスピーカーが一体化されたもの)だとセパレートよりかは微妙です。足元から高音が出ても音が反射しづらいのであんまり綺麗に高音が聞こえません。
余談
サウンドテストにはこちらの音源が最近お気に入りです。EDMなのですがシンセサイザとボーカルが入っているので重低音と高音だけのつまらない音源じゃなく聞いていても心地良いです。重低音に関してもドラムとベースが入っています。
ビジュアライズに関しても重低音と連動した表示なので動画にしたときも見やすいです。
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