概要
- サーキットの走行会では、前後の牽引フックの装着が必須になっております。
- 走行会のたびに、付けたり外したりするのが面倒なので、付けっぱなしにしておきたいです。
- そして、街乗りでは純正の牽引フックは可倒式ではないので、鋭利なものが飛び出ているとみなされてしまい、不正改造としてみなされてしまいます。
買ったもの
以下のものを買いました。というか、他に選択肢が2,3個ぐらいしか無さそうです。その中でも一番安いのがこちらです。
zc33sの牽引フックのネジの規格は、M20×P2.5となっており、この規格に適合した牽引フックは一応存在はしますが、ドレスアップ目的であるがために首の部分が折れてしまうらしいです。
安い牽引フックは3000円程度で売られていますが、この値段帯のものは買わないようにしましょう。
今回買ったCUSCOの牽引フックは剛性がしっかりしていて、重さも十分にあります。サーキットで事故をして、牽引フックを使うことになったときに、牽引フックが折れてしまったら問題に問題を重ねることとなり、周りに迷惑がかかるのでちゃんとしたものを買いました。
実物が届いて開封した所です。結構大きいし、重いです。おしゃれのためだけにつけるにはちょっと代償が大きすぎるような気がします。
取り付け
フロントの牽引フックは向かって右側のバンパーにあります。ここの部分に樹脂のカバーが付いているので、マイナスドライバーなどで引っ掛けると取れます。2つのパーツによって構成されています。
今回は、適当に手元にあったアルミのステーを使って開けました。
仮止めしてみた所。長さがピッタリで気持ち良いです。ネジの先端にCUSCOとロゴが入っているのでこれが読める方向に取り付けます。
フック自体も水平か、90度曲がった状態にしか取り付けられないので特に困ることはないでしょう。
樹脂パーツを付けないと、雨水がバンパー内部に大量に入ってくることとなりそうです。(まぁ、グリルからたくさん入るのでしょうけれども)
そして、この樹脂パーツがかなり厄介です。牽引フックの支持棒はこの2つのパーツの真ん中を通過するような構造になっています。
どのように加工するのが良いのかWebを探してもあまり公開されていないのでよくわかりません。私の場合は、マスキングテープを縦と横に貼って、その中心に穴をあけるというアプローチを取りました。
ドリルで下穴を開けようとしているところです。しかしながら、ちょうど2つの樹脂パーツの間なので隙間に入り込んでしまいます。よって、穴は空きませんでした。
インパクトドライバーは以下のものを使っています。DIYでリフォームしたりするのである程度ちゃんとしたものを使っています。
ここからは失敗を覚悟してやったので、あまり写真は撮っていません。。。
大きめの穴を空けるために、以前に購入しておいたステッピングドリルを使って、目視で樹脂パーツを加工しました。
穴をあけるというよりかは、それぞれの樹脂パーツを削るという感じでした。
少し削っては仮組みを繰り返して、徐々に削っていきました。そして、最終的には少し削りすぎたり、歪な感じの形にはなりましたが、取り付けると余り目立たない感じになったのでそれで終了とします。
ネジはモンキーレンチで締め込みます。手で締め込むだけだと、手で持てる部分が少ししか無いのであんまり締め付けできません。
作業直後の状態。
首の部分のナットも最後にモンキーレンチで締め付けます。これによって、フックの部分が回転しないように固定されます。
すごい適当にやりましたが、設置したらそれっぽい感じに加工ができてよかったです。
もし、樹脂パーツを削りすぎてしまったとしても保守パーツとして500円もしないで購入できるようなので、怖がらずに削れば良いと思います。流石にカッターでは削るのが難しいのかなと思います。ドリル的な何かが必要になるかなとは思います。
または、樹脂を溶かして行くようなナイフこてみたいなやつ。(ステッピングドリルで失敗したらこれを使おうと思ってました)
まとめ
- 適当に加工したら、良い感じの見た目になりました。
- 真っ黒なスイスポにワンポイントの赤があってかっこいいです。
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