zc33sのテールライトをスモーク塗装する方法(塗装編)

スイスポ カスタム

概要

せっかくの黒い車なのに対して、テールライトの赤が鮮やかすぎて落ち着いた感じにしたいのに、テールライトだけちょっと可愛い感じになってしまってます。

社外テールライトは不具合が起きる例が見受けられるし、金額も高いし、純正テールを保管して置く場所がもったいないです。

そのため、今回は純正テールをスモーク塗装して落ち着いた色合いにします。

塗装前

赤が鮮やかです。これはこれで良いのですが、テールが純正感が出ているのも避けたいなと思っています。

上から見た写真。鮮やかです。車検で必要とされている反射板は、透明のバックランプの下側にあります。ここが濃いと車検に落ちるようです。

取り外し

10mmの六角ナットで二箇所留まっているだけです。ネジを外したら後ろに向けてスライドすると外れます。

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テールライト本体を外すと、グロメット処理されたコネクタが現れます。

普通にな引っ張るだけですと外れません。かえしがついているので引っかかって外れません。

無理やり引っ張って外れましたが、爪が折れてしまいました。ギリギリついているのでまぁ、大丈夫です。

1台外したところです。構造がわかったので反対側は爪を折らないように外します。

爪を折らないようにするためにはマイナスドライバーをグロメットの脇から差し込み、返しの爪を押し込んでやります。そうすると簡単に取れます。

左右のテールライトを外したところです。巨大です。

下地作り

まずは下地を作るために1500番の耐水ペーパーで全体的に足つけをします。濡らして、水の弾き具合を確認することを繰り返して、奥まっているところとか手が届きづらいところをしっかりと削ります。

よく見ると、下部と上部にバリのようなものがあります。円形で、凸型。真ん中は周りより窪んでいます。

とりあえず飛び出ている部分は削りました。凹んでいる部分はそのままにしました。

15分ほどかけて全体的に足つけしました。乾かして確認しないと足付けできているかわからないので時間がかかります。施工できていないところが意外と残ってました。

次に、真ん中のウインカー部分はスモークをかける必要がないのでマスキングします。かといって全くマスキングをしないと周りとの色合いが合わないので最初のうちはマスキングして、最後の仕上げのスモーク塗装の時だけマスキングを外します。

マスキングテープをたくさん貼って、周りはカッターで切りました。

下地を作る時には全体を施工するのでマスキングテープはきれいに外しておきます。

シリコンリムーバーを使ってしっかり脱脂します。

クリアなのでプラサブが使えないので、ミッチャクロンを使います。液体は持っていたのですが、刷毛で塗るとムラになるかもしれないのでスプレーを買いました。

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乾燥時間を確認します。スモークスプレーは溶剤系なので20から30分です。

ミッチャクロンをスプレーした後、どんな感じの表面になっているのがを知りたかったので端っこの方を触ってみました。少しベタつく感じの表面になってます。密着しそうな雰囲気出してます。

スモーク塗装

スモークスプレーはこちらを使いました。高いですけど評判は良いです。今回は7割ほど使いましたが、もう少し濃くしたかったので1本使い切るくらいが良いと思います。

DIA-3400 [HTRC 2.1] ペイント” dmm=0]

左右の濃さを同じにしないといけないので、ギリギリまで使うと足りなくなる恐れがあります。

説明書。

車検の基準がまとめて書いてあって親切です。

マスキングテープを貼り付けます。

スモーク塗装1回目。まだまだ薄いです。すぐに乾く感じだったので5分後に2回目の塗装をします。

スモーク塗装2日回目終わり。少し赤い色が落ち着きました。そして、表面はややムラがあります。缶スプレーなので仕方がないと思います。しかしながら、乾燥すればムラは目立たなくなりました。

ムラが目立ちます。失敗したかと思いましたが、後々、このムラはわからなくなるので気にしないで次に行きましょう。

3回目でスモーク塗装は終わりにすることにするので、マスキングテープを剥がします。

剥がす時に、テープの境目でどの程度塗装しているかが確認できます。この程度でした。

改めて確認。やはり、ウインカー部分が透明だと周りのスモークとの統一感がなくて目立ちます。

スモーク塗装3回目終わり。色は全体的に落ち着きました。相変わらずムラはあります。

スモークスプレーの説明書にはこれだけで仕上げられるような雰囲気で書いてあるのでもっと近づけてスプレーしても良かったのかもしれません。ですが、垂れるリスクの方が怖いのでやはりできないか、、、

少し乾燥させて、ボディに載せてみて色合いを確認します。艶がないので良くわかりませんか、色としては赤と言える範囲なので車検的には問題ないかなと思います。

10分ほど乾燥させて次にクリア塗装をします。

クリア塗装1回目の後の写真がこちらです。全体的に濁ってしまって汚くなりました。透明感が無くなって濁ってます。表面もザラザラしていて塗装を剥がしてやり直しを覚悟しました。

これが正常なのか、失敗なのか判断できないのでこの状態でしばらく(24時間ほど)乾燥させてみます。

24時間乾燥させたら透明感は出てきました!表面が少しザラザラしていたのでシリコンリムーバーで軽く脱脂しながら拭い取りました。

その時に、ウエス側に黒い塗料がついてきたの塗料も少し剥がれたような気もします。。。

クリア塗装2回目終わり。2回目なので厚めに塗りました。今回は白っぽくなりませんでした。表面をヌルテカにするためにコンパウンドで磨きたいので2週間かけて完全乾燥させます。

取り合う、外出の用事があったので3日間乾燥させて、車体に取り付けました。

仮止め。色合いは良さそう。

ねじ止めしました。良い感じ!!

正面から見ると赤っぽいですが、斜めから見ると黒みが多くなります。右が黒っぽく見えているのはそのためです。

後日、仕上げをします。

zc33sのテールライトをスモーク塗装する方法(磨き、コーティング編)
概要 前回の記事では下地処理、スモーク塗装、クリア塗装をしました。 完全乾燥のために2週間置いたので、この記事ではコンパウンドで磨いてガラスコーティングをします。 クリア後の状態 ゆず肌です。これはこれで別に問題ないです。 ボディの塗装肌と...

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