概要
今回はフォグランプを黄色のLEDバルブに交換します。完全にファッション目的です。黒いボディには黄色のフォグが似合いそうだと前から思っていました。
話は少し逸れますが、街中では霧も出ていないのに常時フォグランプを点けて走っている眩しい車をたまに見かけます。眩しいからといってパッシングで知らせると他の車の迷惑になるので、そんなこともできません。
そこで思いついたのが、「もし後ろにフォグ点けっぱなしの車が付いたら、何とかしてその車の後ろに回り込んで、同じようにフォグランプを点けて眩しさをお返しする」という作戦です。もちろんただの妄想で、実際にはやりません。
さて本題です。市街地しか走らないのでフォグランプの出番はほとんどありません。しかも今のフォグは暗くて、点いているのかいないのかもよくわからないレベル。せっかくなら明るいものにしたいと思って調べていき、行き着いたのがHID屋の黄色いLEDフォグでした。
本当は定番のIPF製(104FLB・2400K)も候補でした。公式ショップでは現行販売中ですが、2万円超えとなかなかのお値段。Amazonでは在庫切れで高値がついていたこともあり、今回は見送りました。
購入前にAIを使ってあれこれリサーチしてわかったのですが、フォグランプにも車検(保安基準)の規定があります。詳しくは後述しますが、光軸がずれていたり、カットラインが出ていなかったりすると車検に通りません。
また、世の中には「爆光」をうたう超明るい商品もたくさんありますが、仕様どおりの明るさが出るものは実際にはほとんどないようです。カタログ上の数値だけで選ばないほうが良さそうです。
フォグランプの役割と保安基準
そもそもフォグランプとは
フォグランプ(正式名称は「前部霧灯」)は、霧や大雨、雪などで視界が悪いときに使う補助灯です。ヘッドライトより低い位置に付いていて、手前の路面を低く広く照らす配光になっています。
低い位置から照らすのには理由があります。霧の中でヘッドライト(特にハイビーム)を点けると、光が霧の粒に乱反射して、かえって前が見えなくなります。フォグランプは目線から離れた低い位置から照らすことで乱反射の影響を抑えつつ、対向車や前走車に自車の存在を知らせる役割を持っています。
黄色い光が定番なのは、雨や霧の中でもまぶしさを感じにくく、路面とのコントラストがつきやすいと言われているからです。つまり本来は悪天候用の灯火で、晴れた夜に常時点灯するためのものではありません(冒頭に書いたとおり、普通にまぶしいです)。
保安基準のポイント
フォグランプは道路運送車両の保安基準 第33条(前部霧灯)と、その細目を定める告示 第199条で細かく決められています。乗用車に関係するところを抜き出すとこんな感じです。
- 色:白色または淡黄色。すべて同じ色であること
- 個数:同時に点灯できるのは2個まで
- 取付位置:照明部の上縁が地上0.8m以下かつロービームの上縁より下、下縁が地上0.25m以上
- 横方向:照明部の最外縁が車の最外側から400mm以内
- 配光:照射光線が他の交通を妨げないこと(対向車をまぶしくさせない=光軸とカットラインが重要)
- 操作系:スモール(車幅灯)が消えていると点灯できない構造で、点灯中はメーター内に表示が出ること
- 点滅しないこと
今回のように淡黄色のバルブに交換すること自体は完全に合法です。ただし「車検対応」をうたうバルブでも、灯具との組み合わせでカットラインが崩れたり光軸が上を向いたりすると「他の交通を妨げる」扱いになり得ます。交換後は壁に照射して、カットラインと光軸を確認しておくと安心です。
原文を確認したい方は細目告示 第199条(前部霧灯)のPDFをどうぞ。
今まで使っていたフォグランプ
今まで使っていたのは、こちらの記事で取り付けたLEDバルブです。LEDではあるものの、あまり明るくはありませんでした。

今回買ったもの
今回購入したのはこちら。HID屋のLEDフォグランプのイエロー(H8/H11/H16対応・5400lm・車検対応)です。「配線レス」なので、純正バルブと差し替えるだけで済み、加工や追加の配線は不要です。




説明書はシンプル。元のバルブを外して、新しいバルブに入れ替えるだけです。





左が今まで使っていたバルブ、右が新しいHID屋のバルブです。

交換方法
フォグランプの交換自体は難しくありません。バルブを外して新しいものに差し替えるだけです。ただしZC33Sの場合、左右でアクセス方法が異なります。
助手席側
助手席側は、エンジンルームから手を伸ばせばそのまま届きます。

運転席側
運転席側は少し手間がかかります。以下の整備マニュアルを参考に、必要最低限のネジとクリップを外し、カバーを開けて取り出します。

まずタイヤハウス内のクリップを外します。

フロントバンパーの下に潜り、ネジ類を外して、頑張ってカバーを引っ張り出したところです。

点灯テスト
交換が終わったら点灯テストです。
良い感じです!黒いボディには黄色がよく似合います!


まとめ
フォグランプを黄色にしたことで、フロントまわりの雰囲気がガラッと変わりました。市街地メインだとフォグの実用性は正直ほとんどありませんが、見た目の満足度は高いです。バルブを差し替えるだけで簡単に交換できるので、気になる方はぜひ試してみてください。





























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