概要
- スポーツ走行へ向けてボディ剛性を高めていこうと思います。
- コスパが高いというか影響が大きいタワーバーをまず設置してみて、ついでに挙動の変化を見てみます。
- 作業時間は1.5時間かかりました。持っている工具と手の器用さによってもっと短時間で作業はできると思います。
買ったもの
ストラットタワーバーは、CUSCOとBLITZから発売されています。両方とも価格は1万3000円前後。取り付け方法部分も同じなので大差ありません。むしろ、違いを見つけることができないくらい同じです。
長期的に、ボディの他の部分の補強パーツを多く出しているCUSCOで揃えたほうが良いかなと思い、CUSCOを買いました。
必要な工具
DIYで整備をやっている人であれば揃っていると思いますが、少し特殊な工具が必要になってくるのでこの際に買っておくか、取り付けを車屋に依頼するほうが良いです。
トルクレンチ
メインのボルトは、57Nmでの締め付けが必要になります。
57Nmは、5.81kgfmになるので結構強めに締める必要があり、ホイール用の長めのトルクレンチじゃないと簡単には締められないかと思います。
どっちにしろホイールのナットの締め付けは月1回ぐらいは定期的にチェックする必要があると思いますので持っていない場合は買っておきましょう。
今度は小さいネジの締め付けトルクが4.9Nmの指定があります。
0.4999kgf.mなので、これはかなり結構ゆるい感じで締め付けます。上記のホイールナット用のトルクレンチですと、6角のビットが付属していないし、このぐらい小さい単位のトルクの精度は低そうなので小さいトルクレンチも必要になります。
上記の2つが手元にあると、1つ目の大きいトルクレンチに、2つ目の小さいトルクレンチに付属している6角のビットを付けてネジを締めることになります。本体側のソケットの大きさが違うので、ソケットの大きさを変換して6角ビットを流用するためにコンバーターが必要になります。このコンバーターで、1/2インチから1/4インチに変換します。
ネジを締め付けるときに、反対側のナットを押さえておく必要があります。ナット自体には滑り止めが無いので回ってしまうので、そこそこ大きな力で保持する必要があるのと、手が届きづらいところなので首が折れているめがねレンチがあると確実です。
取り付け穴に、樹脂のグロメットが付いているのでそれを外すときに内張り剥がしが必要です。再利用を考えなければカッターで切れば良いと思います。
樹脂と言っても使い捨ての樹脂のようなクオリティが低いものなので、保管する必要もない気がします。
取り付け方法
商品はこんな感じの包装です。
取付説明書です。ネジのトルクが書いてあるので大切に保存しておきましょう。
いろいろな形のネジとナットが付属しています。予備は無いのでエンジンルーム内に落とさないように気をつけましょう。
取り付け部分は、左右非対称なので部品が奇数のものがあります。
車体に付いているグロメットを外していきます。車体に空いているサービスホールにカバーをしているだけの部品です。結構硬いですが、何度もこじっていれば外れます。
こちらの小さいキャップは落とさないように気をつけましょう。硬いです。
右側の共じめするネジはこちらです。
部品の場所をしっかりと確認しておいて、間違わないようにしましょう。
6番のネジを締めるために、タイヤハウスの中からナットを取り付ける必要があります。手が入る隙間が狭いので、指に両面テープみたいな感じでナットをくっつけて押さえながらネジで締めていきます。
(2人居れば取り付けは楽だと思います。。。)
3番のナットは狭くて手が届かないので、めがねレンチに乗せた上で上からネジを締め込んで取り付けます。
やっとマウントを取り付けたところです。マウントの締め付けトルクは意外と強くないです。こんなにゆるくて大丈夫なのか?ってくらいのトルクでした。
バーを仮組みしたところです。バーに付いている青いフィルムは取ります。かっこいいけどエンジンルーム内は熱くなるのでビニールが溶けると思います。
そして、バーの本締めをしていきます。
バーのネジ止め部分のトルクは57Nmなので、そう簡単には締まりません。
適当に締めておけばいいやっていう思考は捨てたほうが良いです。比較のために、タイヤホイールのナットが、100〜120Nmなので、その半分くらいの力をかける必要があるので20cmぐらいのレンチではそう簡単にはこのトルクは出せません。
ボルトの大きさに対して、規定トルクが高すぎな気もします。。。
価格
タワーバーの価格がどんどん安くなっているようです。謎
まとめ
- スイスポ(zc33s)にタワーバーを取り付けました。
- 工具が色々必要なので一通り紹介しました。
- しばらく走行したら、再度トルクを確認して緩んでいれば増し締めしましょう。
- タワーバーをつけるメリットとデメリットのインプレは後日書きます。
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