概要
Xでエアクリボックスの抵抗となっていそうな部品を切除することによって全回転数領域でトルクが上がるらしいということでやってみました。
施工方法
ますばエアクリボックスを外します。図の紫色の部分を外すだけで箱が外れます。
ホースバンドも外す必要があります。マイナスドライバーが必要です。
蓋を外すとこんな感じ
エアフローセンサーが見えます。
加工にあたっては、エアフローセンサーを傷つけてはいけないので外して加工します。パイプ内がなんか汚れていたので掃除しておきます。
エアフローセンサーの手前にある、整流機みたいなプラスチックの部分です。
エアフィルターの後に通る部分なので異物除去のためのフィルタではなさそうです。エアフローセンサーに向けて整流するものかと思います。しかし、流線型になっていないし、抵抗が大きそうです。
まずはおおまかに小さめのニッパーで切除します。
99%の抵抗が削除できました。凸面の曲面なのでバリが少し残ります。
ニッパーでできるだけ切除して、出っ張り部分をカッターで削り落としました。そしたら表面がすごい傷だらけになりました。柔らかい樹脂のようです。
表面の凸凹が抵抗になるのも嫌なので整えます。
280番の紙やすりで削り、400番で整えました。もう少し番手をあげても良いですが、面倒なのでこのくらいにしておきます。
接合部に凹凸があるように見えますが、実際には凹凸はほとんど無いです。あっても0.1mmぐらい。
触ると表面がツルツルと言うよりは少しざらざらしている状態です。最後に水洗いして細かい汚れを落とします。
空力の観点で、表面がツルツルしているかざらざらしているかはそれぞれメリットデメリットあります。
最近のF1はマット加工されていたりするので、粗くても問題はないと思います。
エアフローセンサーが汚れていないか確認しておきます。きれいそうなので、今回特に何もしませんでした。
感想
10kmほど街乗りしてみました。
完全に主観的な感想ですが、すべての回転数域で、トルクが上がっているかんじがします。アクセルコントロールがシビアになった感じです。もしかしたらトルクにムラがあるだけなのかもしれないです。
ECUの学習によって変なムラは是正されていくかもしれません。
ECUは「RRPスーパーロム ECU フルスペック for ZC33s」です。
まとめ
200km程度乗りました。街乗りと高速。
やはり少しではありますが全域でトルクが上がっている感じがあります。
しばらく乗っていると慣れてきちゃう面もあります。もしかしたら、ECUが施工後に最適化されて元と同じに戻ってしまっているのかもしれませんが。
シャシダイ載せないとなんともわからないところですね。
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