概要
以前、純正テールライトをスモークスプレーで塗装しましたが、スモークが薄くてちょっと残念な感じだったのでリベンジしようと思います。
そもそも、純正のテールライトはベースの樹脂部分が赤いので赤を打ち消すためには濃くスモークを塗る必要があります。でも、濃く塗ると今度は光を透過しづらくなるので暗くなってしまう問題があります。
そこで、ベースとなるテールライトを純正品ではなく社外品にして赤くないものに対して塗装すれば薄く塗装するだけで黒く見えるようになるという仮説です。
塗装
きれいに塗装できるかもわからないのに新品を買うのが気が引けるので安く調達できる中古のValenti JEWEL LED TAIL LAMP REVOを調達しました。
valenti特有の内部に浮きが出てしまっています。スモークで塗装するので見えなくなるので木にする必要なし!
足付けをするので周囲を軽くマスキングします。
傷っぽいものが入っているので足付けの段階できれいに整えておきます。
浮きが結構多いです。valentiはたくさんテールライトを作っているのにこのような品質でよいのか疑問になります。
足付けのために1500番の耐水ペーパーで磨きます。
削る前の表面の写真。
1500番で削ったあとの写真
ミッチャクロンで塗装の乗りを良くします。プライマーです。
着色には前回も使ったVANSのスモークテールを2本使います。前回は1本で物足りなかったので2倍の2本を使い切ります。
DIA-3400 [HTRC 2.1] ペイント” dmm=0]塗装していきます。
樹脂の部品ではあるので、冬ということもあって繊維のホコリが付着します。後々削るので手で取らないで放置しましょう。
塗装2回目。
塗装3回目。スプレーを使い切りました。
表面保護のためにウレタンクリアを塗装します。
仕上げ
あんまり写真を取っていなかったのですが、ウレタンクリアを塗った後は、そのままだと柚子肌でした。(塗り方が悪いのかもしれませんが。)
なので、表面を均一にして、コンパウンドで磨くことによって表面をきれいにします。
まずは、耐水ペーパーで1000,1500、2000番で表面を整えます。特に1000番、1500番は必要最低限にしないと塗装が削れすぎてしまいます。特に、凸となっているところ。
耐水ペーパーで磨き終わったところ。
手元にあった、「ディテールウォッシュ関西」の「コンパウンドSP」で磨きます。
コンパウンドSP
用途:自動車などの塗装の車キズ改善・汚れ落とし、水性コンパウンド
成分:ホワイトアルミナ・酸化アルミニウムを含む微粒子研磨剤、界面活性剤
施工:乾式・湿式
容量:70g
液色:白
内容:本剤70g 取扱説明書
磨くのには、今回から充電式ポリッシャーを導入します。
上部だけを磨いたところ
傷がまだ目立ちます。
とりあえず全体的に終わったところ。
そして、0.2ミクロンの仕上げ用コンパウンドで磨きます。
写真は無いのですが、その後に表面保護のためにガラスコーティングを行いました。硬化に2時間、完全硬化まで2週間かかります。
装着
仮付けしてみます。
まとめ
- 写真では分かりづらい粗はあります。パッとみた感じは普通に見えるように仕上がったと思います。
- テールライトの見た目が真っ黒なので、車検を通すためには別途赤い反射板が必要になります。
- 私の車はホイールも黒いので、逆に合わないので取り付けないことにしました。。。。黒いボディには真っ黒よりかはやや赤いテールライトのほうがまだ良いかなという判断です。。。
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