初めてサーキットの走行会に行くときに必要なものを紹介

入門・基本

概要

  • 私はかれこれ5年ぐらいサーキットの走行会へ通っております。
  • これからサーキット走行を行う方へ向けて、どんなものが必要かを紹介しておきます。
  • 初めてのサーキット走行を行うような方を読者として想定しています。

必ず必要なもの

走行会の運営から着用義務とされているようなものを紹介します。

ヘルメット

ヘルメットの形はあまり細かく規定されていない場合がありますが、バイク用ヘルメットやカート用ヘルメットで代用できます。

ヘルメットは値段がピンきりですし、今後も使うかわからない場合は借りるのが良いと思います。

FIA公認が求められるケースはアマチュア向けの走行会の場合は基本的には無いのでFIA公認じゃなくても良いと思います。

慣れてきて、ちゃんとしたヘルメットが欲しくなったときのための参考記事↓

グローブ

FIA公認が求められることはありません。

OMPやSparcoあたりの適当なグローブで十分です。

養生テープ

走行会ではゼッケンの紙が配られます。その紙を車の側面やボンネットなどに貼り付けます。その際に養生テープが必要になります。

どうせ買うなら、緑じゃなくて白を選ぶと見た目が綺麗で良いです。

ゼッケンを貼り付けるときには、4つの辺をしっかり止めないと風で吹き飛ぶので養生テープは結構な勢いで消費します。

牽引フック

基本的には、車に保守部品として付属しているので大丈夫だと思いますが一応ご確認ください。車にもとから付いている牽引フックは見た目がかっこ悪いです。

走行会のたびに牽引フックを付け外しするのが面倒な場合は常設することもできます。

その場合、先端が棒状になっていると安全ではないので可倒式と呼ばれる、フック部分が倒れる牽引フックを取り付けるのが良いです。

ファッションとしてもかっこよく見えます。

XSAJU 汎用 アルミ 牽引 フック 国産車 折りたたみ m18 p2.5 アルミ合金 フロント リア 脱着式 可倒式 (レッド)
XSAJU 汎用 アルミ 牽引 フック 国産車 折りたたみ m18 p2.5 アルミ合金 フロント リア 脱着式 可倒式 (レッド)

強く推奨するもの

空気圧計(エアゲージ)

普段の運転時もそうですが、サーキット走行時にはより空気圧の管理は重要です。

サーキットでスポーツ走行をすると、ホイール周りやタイヤは熱を持って、規定空気圧の1.2〜1.4倍くらいの空気圧になります。

空気圧を計測できる道具は超重要です。走行中や走行の合間にはみんな空気圧チェックをしてます。

トルクレンチ

スポーツ走行をするとホイール自体が熱を持ったり、普段とは違う振動によってホイールナットが緩んだりします。

タイヤが脱輪して死亡事故になるケースも存在しています。サーキットでも死亡事故がありました

自分のためだけではなく、観戦者のためにも規定のトルクでのホイールナットの締め付けは必須です。

走行会運営からは特に言われることはありませんが必要です。1つ買えば長距離運転前の整備とかに安心のために増し締めできますので買っておいて損はないでしょう。

あったほうが良いもの

ブレーキパッド

純正のブレーキパッドは街乗りをターゲットに作られているのでサーキット走行をすると負荷に耐えられません。

できればスポーツ走行に対応したブレーキパッドに交換してから行くほうが安全に楽しめます。

サーキット走行を安全に行うためには、ブレーキが一番重要です。止まれなかったらどうしようもないので。。。

ノーマルのブレーキパッドでサーキットを走ったときの記録↓

ドライビングシューズ

スニーカーとかランニングシューズだと、どうしてもソール部分に引っかかりがあってヒールアンドトーがしづらいです。

安全のためにもドライビングシューズを使ったほうが的確に車を操作できます。

ドライビングシューズの特徴は、ソールが薄いのでペダルをダイレクトに操作できます。ソールが厚いと、衝撃が吸収されてしまうので操作のダイレクト感が薄れます。

スニーカー ドライビングシューズ モータースポーツ スピードキャット LS”]

レーシングスーツ

走行中にエアコンをつけると、オルタネーターにパワーが使われてしまって馬力が落ちてしまいます。

そのため、夏はエアコンなしで走行します。そのときに普段着で行くととても暑くなるので専用のスーツがあったほうが良いです。

もし火災になったときには、普段着だと燃えてしまいます。金額がちょっと高いので、これはゆくゆくで良いとおもいます。

バケットシート

サーキットではかなり横に重力がかかります。普通のシートで乗るとカーブのたびに足や手で踏ん張る必要があって大変です。踏ん張ることによってペダル操作がやりづらくなります。

フルバケにすると、横側のサポートがあるので横Gに耐えやすくなります。体も疲れづらくなります。

車検対応のシートと、車検対応のレールを選ばないと車検の時に純正に戻して車検を通す必要があるので要注意です。

4点シートベルト

フルブレーキ師をしたときに前にGがかかったときに体が前に持っていかれないです。

純正の3点式シートベルトだとベルトが細いので体に食い込みます。。。

フルバケのほうが重要度は高いです。

SABELT SALOON-S 433U RHD BLACK CCS433SNUD
サベルト(‎Sabelt)
■Homologation : FIA 8853-98
■肩ベルト:3+3インチ
■腰ベルト:3インチ
■サルーン用 STEEL SERIES

スマホのマウント

車載映像を撮影するための機材です。Go Proなどを使っても良いです。

私の場合は、Go Proなどのアクションカメラで撮影していた時期がありましたが、いちいちデータをスマホに転送するのが面倒なので最近はスマホで撮影しています。

スマホには手ブレ機能も付いていますし、そのまま保管できます。また、RaceChronoを使って位置情報をあわせて記録する場合はスマホにすべてを集約したほうが良いと思います。

私は、吸盤のマウントを助手席に付けています。撮影した動画

スマホを留めるるにはこちらの金属のマウントが良いです。ネジでしっかり固定できます。

まとめ

  • サーキットを初めて走行するに当たって必要と考える物を紹介しました。
  • もし、足りないものなどがありましたら教えて下さい。

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