概要
- マフラーを交換したいと思っていました。条件は車検対応なこと。HKSだと12万円超えだったりしてちょっと躊躇していました。
- 競技用に割り切ってストレートでも良いかなと思っていましたが、やはり近所迷惑になるのと車検の時に交換するのが面倒なので車検対応が良いです。
- ちょうど、2022年11月頃にROSSO MODELLOから片出しの車検対応のマフラーが出るということで衝動買いをしました。値段もHKSの半額ですし、片方しか無いので重さも抑えられるしという感じです。(そもそも2本出しのマフラーの形状があんまり好きじゃなかったというのもあります。曲がりが多いし大きいしなんだかなーという感じでした)
どんな音がするかは以下の動画を御覧ください
買ったもの
「片側出し スイフトスポーツ マフラー ZC33S MT センターパイプセット ロッソモデロ COLBASSO Ti-R PLUS 車検対応」
センターパイプとセットで買いました。
メインパイプφ50.8です。HKS Spec-L IIがφ50なので面積で言えば、3%ほどRossoのほうが広いです。
重さは純正が15kgに対して、Rossoは10kgになります。HKS Spec-L IIは2本出しなのに8.4kgです。(言い換えればアルミの厚みがあるはずなので、耐久性が高そうな気はします)
お値段は6割ほどHKSのほうが高いです。
リアピースのみの場合はこちら。
買ったときの明細はこちら。Yahoo!プレミアム会員になった上で、5が付く日の特典があるときに買いました。
Yahoo!プレミアム会員費用より割引金額のほうが高いです。最終的には64,826円で買えました。HKSの6割程度の値段です。
上記に加えて、PayPayへのチャージを私のオススメのクレカ経由で行えば追加で3%引きの状態で買えます。PayPayへチャージするためにはソフトバンクかLINEMOの利用が必要です。
必要な工具
- フロアジャッキ
- カースロープ
- ジャッキスタンド
- ソケットレンチ
- 6角レンチ
- ロングレンチ
- ネジがめちゃめちゃ硬いので、ロングレンチが必要です。ホイール用のトルクレンチで代用します。
- ラスペネ
- マフラーを吊っているゴム部分が超絶硬いのでラスペネが無いと抜けないと思います。
- ビニールシート
手順
作業場所を確保するためにできるだけ高く車体を持ち上げます。
ウマを2つしか持っていないので、フロントはスロープで上げて、リアをウマであげます。
フロアジャッキをめいいっぱい高く上げても高さが足りなかったので、コンクリートブロックを使って嵩上げして、持ち上げています。
コンクリートブロックは脆いのでおすすめできません。今回はなんとか持ちこたえてくれました。軽量FF車のリアなので加重は500kgもかかっていないと思います。
今回は、まずは普通にフロアジャッキで上げて、ウマを最低の高さでかけて、フロアジャッキを解除して、コンクリートブロックを1つ挟んで、フロアジャッキで持ち上げて、ウマを1段階上げての繰り返しを行いました。
その後は、下に潜って作業をできるようにビニールシートを敷きます。移動ができる車が付いた台車もあると思いますが、高さがギリギリなので使え無さそうでした。
まず様子を見てみます。マフラーのリアピースはこんな感じでボルトとナットで接合されています。
マフラーはリア部分とセンター部分の2つから構成されていました。
ボディとマフラーは、このようなゴム部品で吊り下げられています。
街なかでの走行、雨のときには15回ぐらいしか走っていないと思うのでさほど汚れたりサビはありませんでした。
塩カルがあるようなところを走ったのは1度きりです。
既存のマフラーを外す
ゴムの接合部は手で頑張って外せるような状態ではありませんでした。摩擦係数が高すぎて上を向きながら頑張って外せるような感じではありませんでした。
ラスペネを軸の両側からかけて5分ほど放置してから作業を開始しました。
リアピースを外します。
全体を一度前の方にずらして、落とせば外れます。さほど重くないので一人でも作業できます。
左のマフラーカッターのネジが固くて外れませんでした。そのままでも外せました。純正マフラーはヤフオクでも新車取り外し品でも3000円ぐらいでしか売れていないので処分することにします。
センターピースも同様に外します。全体的に埃っぽいです。エンジン側のネジが超絶硬いです。こちらもラスペネを塗って5分ほど放置しました。インパクトドライバーでも緩まなかったので、ロングレンチ(ホイール用のトルクレンチ)でなんとか緩みました。
インパクトドライバーを使うと、パイプの中で音が反響して騒音が激しいです。
新しいマフラーの取付
説明書は以下のようになってます。
3ピースに分かれています。
フロント、センター、リアと呼ぶことにします。
これはフロント部分。タイコが付いています。触媒はエンジンのエキマニ付近に付いているので触媒はマフラーの方には付いていないようです。yとて、これはサイレンサーの役割のタイコです。
右側にセンターパイプを出してみました。リアメンバー部分をまたぐのでちょっと複雑な形状をしています。
ガスケットとボルトです。センターの両側にガスケットを取り付けます。
リア部分です。
初回出荷時にメーカーが間違ってARM’Sのロゴが入ったマフラーカッターを配送してしまったようです。後日、ROSSO MODELLOのロゴが入ったマフラーカッターが送られてきました。
素材はどちらもチタン製なのでロゴが違うだけのようです。
マフラーカッターを外して、車体に取り付けて、最後にマフラーカッターを取り付けました。6角のネジを3本で締めるのでなかなか手が入りづらくて大変でした。
設置したらこんなかんじです。
あんまり外に飛び出ていません。このあと、しばらく走っていたら1cmぐらい後ろに出てきました。
古いマフラーの写真
新車で納車してから、12,000km程度の利用です。
マンション住まいなので置き場が無いので、ジモティーで無料で引き取ってもらいました。1時間後には連絡が来て、引取日や場所などを調整して、翌日には取りに来てもらったのでとても助かりました。
マフラーカッターの単品だと3,000円ぐらいで売れるっぽいですが、面倒なのでまとめて引き取ってもらいます。
完成図
チタンのテールがかっこいいです!
しかしながら、片出しなので左側の穴がぽっかり空いてしまっています。後日、リアバンパーのカーボン部分は切ろうかと思います。
使用した際のレビューは別の記事に記載しようと思います。たくさん動画を取りました。
まとめ
- 所要時間は4時間ぐらいかかりました。深夜0時頃から初めて、ぶっ通しでAM4時頃までかかりました。
- なかなか大変でしたが車検対応なので控えめですが、踏み込めばそこそこの音で鳴ってくれる良い音です。ECU書き換えなしでも、ほんの少しバブリングがあるの良いです。
余談
フロントパイプについて
今回交換したマフラーは、センターととリアピースになっています。それより前にエンジンからマフラーに接続する部分である「フロントパイプ」という部分が存在しています。
フロントパイプは純正では直径46.8φです。
フジツボ、トラスト、ロッソモデロなどから発売されているフロントパイプは直径50.88φです。
近々、どれかを買ってフロントパイプも交換したいと思います。
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