概要
- イルミネーションやドラレコ、オービス探知機などを増設する場合に使うのがアクセサリ電源です。
- zc33sの場合はアクセサリ電源の容量と配線に注意が必要です。
アクセサリー電源
- 室内のヒューズボックスを見ると、下の写真にある、32番と33番がアクセサリ電源になります。
33番のACCは、ナビ用のハーネスにつながっているアクセサリ電源になります。5Aしか容量が無いのでこの電源から分岐してアクセサリをつけるのはやめたほうが良さそうです。
ナビの消費電力を計測していないのでわかりませんが、ぱっと考えるとナビの液晶、ナビのCPU、スピーカーを鳴らす電力は消費するので数アンペアはすでに消費していそうです。
一方で、LEDテープライトがどのくらい電力を消費するかというと、目安として1mで0.8Aらしいです。
例えば33番に数メートルのテープLEDをするとヒューズが飛んでしまいます。
なので、32番のACC2から取れば15Aあるので十分な電流を確保できそうです。
普通であればヒューズボックスから電源を取るのですがヒューズボックスの蓋がピチピチなので、ヒューズボックスから枝分かれすると蓋が閉まらなくなります。
なので、32番がつながっているシガーソケットから電源を分配するのが良さそうです。
シガーソケット(ACC2)からの電源分岐
まずは、助手席の足元のシガーソケットの裏あたりにあるパネルを外します。
そうすると、シガーソケットの裏にカプラーが付いているのが見えるので、爪を押しつつカプラーを外します。
カプラーを外したら、今度は運転席側の足元のパネルを外します。シガーソケットの配線は運転席側から来ているので、こちらを外さないと作業ができません。
そうすると、スポンジにくるまれた配線が出てくるのでそこから分岐させます。
水色がプラスです。
スプライス圧着で分岐しても良かったのですが、狭くて作業しづらかったのでギボシ端子を取り付けて今後の配線の取替などもやりやすいように改造します。
そのためにまずはカット。
ギボシ端子を取り付け。ギボシ端子の圧着方法はこちらの記事を参照。
ナビ裏に配線を出したかったので、分岐のケーブルを長めに作った2分岐ケーブルを設置。二股のケーブルの作り方はこちらの記事を参照。
カプラーを取り付けるとこんな感じです。
カプラーをもとに戻します。
プラプラしているこの分岐した2本のケーブルはナビ裏に這わせておきます。下に落ちないように結束でどこかにくくりつけて置いて、ラベルを付けておくのがおすすめです。
まとめ
- ACC2から15Aの電源を引っ張ってきました。
コメント
この6月からZC33S乗り始めた者です。
すごく参考になる記事で感謝してます!
一箇所、二股ケーブルの作り方のリンクがGitHub Pagesのものになっているようです。
検索したら当該ページも出てきたのでめちゃくちゃ困ったわけではないのですが、もしお時間があれば修正いただけたりするといいかもしれないです。
なお、二股ケーブルの作り方も非常に役立ちました。こちらもありがとうございます!
納車おめでとうございます!
リンク切れのご連絡ありがとうございます!
リンクしたかったのは以下のページです。
https://zc33s.teraren.com/2022/03/bullet-terminal-splice/
あとで直しておきます!