概要
- ATOTO S8 2世代 Premium S8G2114PMをスイフトスポーツ(zc33s)に取り付けました。
- ATOTO S8 Gen2 Premium本体に追加して、ドラレコ用の専用カメラ、OBD2と接続するためのコネクターも購入し、同時に接続と設定をします。
- ATOTOの製品はAmazonから購入しないと保証が受けられないとのことなのでご注意ください。(Amazonが最安値なので問題ないと思います)
- バックカメラの取り付けは別の記事にしてあります。
取り付け後の写真
取り付け後の写真。
画面が大きくて地図が超見やすいです!解像度も高いのでとても綺麗です。
動画も綺麗!デフォルトだと通信量を節約するために画質が荒いですが、高解像度の画像を再生するととても綺麗です。
サーキットで使うラップタイマーのRaceChronoアプリを立ち上げてみたところ。画面が大きくて見やすいです。
Android 10なので2画面分割も可能です。そして、この液晶の綺麗さを見てほしいです。この値段でこの綺麗さと画面の大きさはすごいです。
買ったもの
本体
ATOTO製品はAmazonから買わないと保証が受けられません。AmazonはATOTOの正規販売店という位置づけです。また、Amazonが最安値なのでAmazonから安心して買いましょう。
ドラレコ用カメラ
ATOTOに接続するカメラは専用のコネクタが用意されているので、専用のカメラを買う必要があります。少し割高ですが仕方がないので買います。今使っているドラレコがちょっと信頼性が低いので。ドラレコを買い直すよりかは安く済むのでこれに期待するという意味で買います。
ドラレコ録画保存用MicroSDメモリ
ドライブレコーダーの動画は、ATOTOの内部ではなく上のカメラ内に収納できるmicro SDカードに記録されます。手元の録画ファイルを確認したところ、1分50MB程度なので、128GBあれば42時間記録できます。
ハーネス
5Pハーネス(トヨタ・ダイハツ・スズキ車用)。パーキングブレーキ、リアカメラ用のバック信号を接続するために使います。リアカメラを使わなければ不要です。
OBD2送信機
Torqueというアプリで車の水温や回転数などをRaceChronoで記録するためにOBD2情報を取得するためです。RaceChronoなどのサーキットタイマーで情報を記録するために買いましたが、結局はiPhoneで記録することになったので使いませんでした。
メーカーごとに販売されているハーネス
ATOTO本体にハーネスは付いていて、それを使ってもよいのですがこの商品を使えばギボシを1個1個繋げる必要が無くなります。
スイスポ zc33s の場合、ステアリングリモコン2のケーブルが接続されていないので、リモコン2のボタンは使えません。リモコン2を使う場合は自分で別途1本ケーブルをエレクトロタップなどで分岐してくるか、付属のハーネスをつかってギボシで接続していく方法があります。
取り付けに必要な資材
その他加工に必要な工具と資材
取り付けには以下の工具や資材が必要になりますので持っていなければ用意しておく必要があります。全部アマゾンで揃います。
2番のプラスドライバー
内張り剥がし
この内張り剥がしは絶妙な硬さで良いです。さまざまな形の内張り剥がしが売っていますが、これ1本で大丈夫かと思います。先端の部分でクリップも外せますし。一石二鳥。
配線ガイド
マイクを天井に付けたので、その際にAピラーからステアリング裏に配線するときに必要でした。スイスポは、ステアリング周りの隙間が少なくて手が入らないし、配線も入らないので配線通しが必要な場面が多いです。
スイスポ(zc33s)の場合、2本の線をギボシ端子で端子を作る必要があるのでギボシ端子を作るための資材があると良いです。
パーキングブレーキの信号と、ステアリングリモコンの配線なので、無くても重要ではない配線なのでATOTO自体は動作します。
取り付け方法
まずは開封してみます
買ったもの一覧です。本体、カメラ、OBD2ドングルです。
OBD2のBluetoothドングルです。Bluetoothだからといって汎用品かと思いきや、iPhoneからはペアリングできなかったので何かが特殊です。
このQRコードを読むと、apkファイルへのリンクに飛びます。apkファイルはAndroidアプリのバイナリファイルです。私はiPhoneユーザなので使えないです。。。
っていうか、ATOTOのカーナビにこのapkファイルをインストールしろということなのかもしれません。。。
結果的には、上記のアプリを使うこと無くATOTO S8からBluetoothでペアリングできました。
ハーネス。ギボシのつなぎ合わせをしなくて良いので楽です。水色側が車で、黒側がATOTO S8 G2 Premium本体です。
ステアリングリモコンキー、パーキングブレーキの信号は別に出ているので、ここはギボシに加工して車体側に接続します。
リアカメラと、アンプへの電源信号は使わないので放置です。
カメラ。重厚感があります。コネクタは専用コネクタです。
説明書です。AC-44P2という型番らしいです。解像度が1920×1080あるので結構良いです。実際、すごいきれいに撮影できました。
さて、本体の開封です。
本体と多数の付属品が入っています。
本体はすごいです。液晶モニタはフローティングです。完全に本体に固定されているので移動はできません。
本体は、CDなどの稼働するものがないのでとても小さいです。
WiFiの外付けアンテナ。電波の干渉が少なさそうなAピラーに埋め込みます。
USBの延長ケーブルです。2口のUSB-Aのメスが付いていて、片方にはカメラを接続する必要があるようです。
本体を車体に固定するためのステーです。すごい金属とか油とかの工場の匂いがして体に悪そうな感じです。取り扱いには注意しましょう。
マイク。形がダサいですし、車体に取り付けるには取り付けづらいクリップが付いています。このクリップって、服につけてう買うときのマイクっぽいです。ピンマイクの流用っぽいです。
GPSアンテナです。前後は関係なさそうです。感度が悪いので、しばらく運用してから設置場所を決めて固定しましょう。
手元のATOTO S8 G2 Premiumでは、陸橋の影やトンネルに入ってGPS信号をロストした後に、復活しづらい問題が発生しています。
スペーサーっぽいです。zc33sへの取り付けには使わないです。
配線の注意事項です。ハーネスを使うのであんまり関係ないです。
本体に付属しているハーネス。1本1本つなげたい場合はこちらを使います。
本体の裏。こんな感じの端子が繋げられるようになっています。
説明書は、色々なタイプのものが1冊にまとまっている感じです。とても内容が分かりづらいです。
取り付け
コンソールの開け方はこちらの記事を参考にしてください。
とりあえず一旦、ハーネスがちゃんと動くか、本体が動作するかを確認してみます。初期不良だった場合は、配線を行ってしまってからだと外すのが大変なので。
仮組みは非常に簡単です。ハーネスを1本ガチャッと取り付ければよいだけなのですぐに動きます。超楽です!!
自分のiPhoneにBluetoothでペアリングして、テザリングをしてATOTO内のAndroidアプリからYouTubeを再生したところです。いとも簡単に動画が見られました。
設定画面はこんな感じです。たくさん設定項目があるので、ちゃんと設置してから設定を進めることにします。
本体にステーを取り付けます。説明書が雑すぎてよくわからないので、NOBLESSEのYouTubeを参考にして取り付けました。ネジの位置や方向は以下のようになりますので参考にしてもらえればと思います。
OBD2ドングルを刺します。運転席のアンダーパネルを外したところにOBD2コネクタがあります。アンダーパネルを外さないでも、手を下から伸ばせばさせる位置にOBD2コネクタは存在しています。
常時LEDが点灯していて嫌です。。。電流を消費している感じが。
蓋をしてしまえば見えなくなりますが、結構明るいです。
次に、カメラを設置します。運転席から司会の妨げにならないように左の方に設置して、Aピラーを通じて配線します。
WiFiアンテナを設置します。Aピラーにくくりつけます。
GPSセンサーを設置します。写真では、手前にコードを持ってきていますが、180度反対に設置してコードをガラスとダッシュボードの間に押し込むのがきれいな設置方法です。
後日、180度反対に向けて綺麗にしました。この両面テープがすごい強力なので2日以上経つと剥がすのが大変です。
Parkingにギボシで接続します。
Steering Wheel Key(#)はリモコン2個めの線なのですが、車体側はハーネスなので、割り込みをした上で接続するか、ギボシで1個1個接続していくようにしていくしかありません。
今回は、どちらも嫌なのでステアリングリモコンの2つ目(スイスポの場合は下側)は使えない状態です。今の所さほど不便はありません。
ATOTOにUSBで接続するためのSUZUKIの純正USBソケットです。これにATOTO本体から来たUSBを刺します。
配線が完了したところです。ラジオのアンテナがゆるくて抜けやすいです。
車体側のステーに取り付けたところです。試行錯誤した結果、zc33sの場合はここの穴です。
ステアリングリモコン2
ATOTOのスズキ用ハーネスがすべてのピンが接続されておらず、ステアリングリモコン2のピンが存在していません。。。。。
これの上の段、右から2番めのところがステアリングリモコン2です。
保証
購入後2週間以内にユーザーの保証要求をすると元々の1年保証に追加で6か月間延長保証が付きます。忘れずに登録しておきましょう。
まとめ
- 大画面は正義!しかもOLEDなので画質が超キレイです!
- WiFiアンテナやマイクなど、配線の取り回しが必要なデバイスがあるので若干面倒です。内張りをたくさん剥がす必要がありました。
- 個人的に心配していた音質は良いです。エコライザやBassブーストが付いていてスピーカーの性能を活かせます。
インプレッションはこちらの記事にまとめました。
ATOTO S8 Gen2 Premiumへのバックカメラの取り付けはこちらの記事にまとめてあります。
コメント
ハーネスについて教えて下さい。
このページの初めから、1/4頃に、ATOTO別売のハーネスの写真が見えます。
コネクターは、水色、黒色、灰色です。
Q1
灰色のコネクターから伸びている90度に曲がったプラグは、S8の何処に繋ぐのですか?
また、灰色のコネクターは、車体側に繋ぐのでしょうか?
Q2
車体側の5Pカプラの内、リバースと、車速の線は、ATOTO別売ハーネスの何処に繋ぐのですか?
また、別途5Pカプラを買う必要がありますか?
ブログでは、「Parkingにギボシで接続します。」の下に写真が見えます。
Q3
「ATOTOにUSBで接続するためのSUZUKIの純正USBソケットです。」とせつめいがあります。
純正USBソケットの型番を教えて下さい。私も購入を検討したいと思います。
以上、宜しくお願いします。
記事中に分かりづらいところがあってすいません。
こちらに回答をまとめましたのでご参考にしていただければと思います。
https://zc33s.teraren.com/2022/06/atoto-s8-qa/
同じ車、同じものを先日購入し
この記事がとても参考になり、お陰様で取り付け完了しました。ありがとうございました!
ATO友ですね!お役に立てて良かったです!